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2011年08月27日
8月27日(土) 第26節18:00vsガイナーレ鳥取 3,519人 (長良川競技場)
FC岐阜 2-3 ガイナーレ鳥取 (前半2-1、後半0-2)
■得点
16分 西川 優大
37分 押谷 祐樹
■スターティングメンバー
GK
1 野田 恭平
DF
2 野田 明弘
4 田中 秀人
17 野垣内 俊
7 菅 和範
MF
35 地主園 秀美
23 橋本 卓
20 三田 光
27 押谷 祐樹
FW
14 嶋田 正吾
16 西川 優大
SUB
GK31 川浪 吾郎
DF6 秋田 英義
MF5 川島 眞也
MF8 李 漢宰
MF33 新井 涼平
FW18 佐藤 洸一
FW26 阪本 一仁
■交代
68分 西川 優大 → 佐藤 洸一
78分 三田 光 → 李 漢宰
82分 地主園秀美 → 阪本 一仁
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
夏休み最後のホームゲームは、ガイナーレ鳥取を迎えての一戦となった。
日中は、残暑が厳しかったが、キックオフの頃になると次第に気温が下がり
始めた。しかし、湿度は74%と、蒸し暑さが長良川競技場にも残っていた。
試合開始前には、昨年お亡くなりになったU-15桐山選手へ黙祷が捧げられた。
前節、アウェイで水戸に劇的な勝利を挙げ、その勢いを鳥取にぶつけたい
ところだ。サイドには、負傷した染矢に代わって、特別指定選手の地主園が
入っている。
前半早々から、試合はオープンな展開でスタートし、6分に、鳥取に右サイド
からえぐられ、シュートを打たれると岐阜のクロスバーを叩いた。
すぐに、今度は岐阜の攻撃で、三田から野田(明)がニアにクロスをあげて
いくが相手にクリアされ、CKを得た。
このCKのこぼれ球を地主園が拾い、積極的に切り込んでいった。さらに、
ボールがこぼれるとそれを押谷が強烈なミドルシュートを放った。これが、
鳥取のクロスバーを叩き、惜しいチャンスとなった。
11分、鳥取は、FWハメドを中心に攻撃を組み立てると、左からシュートを
打たれるがGK野田がしっかりクリアしていく。
15分、押谷のシュートがこぼれると西川が詰めていくが、押し込むことが
できなかった。
16分、中央橋本がボールを受けると、絶妙の動き出しで裏に出た西川に
渡ると、相手DFを切り返しで冷静に交わし、綺麗にゴールに流し込んだ。
岐阜にとっては、良い形で先制点を奪った。
岐阜は、先制点を奪ったことで、ボールポゼッションも良くなり、攻撃のリズム
も良くなっていった。
23分、鳥取の攻撃でハメドのクロスに飛び込まれるがGK野田がファインセ
ーブで防いでいく。
29分、右サイドでファウルを犯してしまうと、FKをハメドに決められて、同点に
追いつかれてしまった。
しかし、岐阜の優勢は変わらず、32分、地主園が中央から思い切ったミドル
シュートを放つなど、2点目を狙っていく。
37分、中央で地主園がボールを受けると、相手を交わして、サイドに上がって
きた押谷に繋ぐと、これを右にコントロールし、右足で強烈なミドルシュートを
放った。これが見事にゴールに突き刺さり、2点目を奪った。
43分、押谷から裏へ抜け出した地主園にパスが通ると左足でシュートを打つが
僅かにゴールを外してしまう。
前半は、岐阜が良い形でボールを奪い、リズム良く攻撃を繰り返して、2点を奪う
展開となった。前半を見る限りでは、良い内容のサッカーができていた。
後半、次の1点を取りに行こうと声をかけながら、ピッチに入ると、51分、地主園
から嶋田へ繋ぎ、ドリブルから右足シュートを狙っていくが、GKにキャッチされて
しまう。
しかし、後半の立ち上がりは低調な展開になってしまい、両チームとも決定機を
作り出すことができない。
61分、地主園が右サイドをドリブルでライン際まで持っていくと、クロスを上げる
が、中で西川が詰めるが惜しくもあわない。
62分、鳥取に隙を突かれてしまう。左サイドからクロスを上げられると、フリー
で実信にヘディングさせてしまい、同点とされてしまう。
2-1のスコアで、最も注意しなければいけない1点が試合の展開を大きく変えて
しまうゴールとなった。
同点にされてからは、鳥取に試合のペースを取られてしまい、岐阜がリズムを
失ってしまう状況になってしまった。
67分、鳥取の攻撃でロングボールをハメドに入れられると、野垣内の対応が
中途半端になってしまい、ボールを奪われてしまう。ゴール前の住田につなが
れると、ニアにシュートを打たれ、3点目を奪われ、逆転されてしまった。
逆転されたことで、西川に代えて、佐藤を入れて、得点を狙いにいったが、70分
押谷が2枚目の警告で退場となってしまい、思う様に反撃できなくなってしまった。
74分、CKから佐藤がヘディングシュートを狙っていくが、相手GKにクリアされて
しまう。このこぼれ球を三田がミドルシュートで狙っていった。
76分、サイドバックの菅がオーバーラップし、フェイントからクロスを入れていく
と、中央の佐藤へ渡る。これを右足で狙うがゴール右へ外れてしまう。
岐阜はさらに、李、阪本を投入して、攻撃をリフレッシュしようとした。89分、
阪本が粘って、強烈なミドルシュートを放つと、相手GKがこれを弾き、佐藤が
フリーで押し込もうとするが、これをゴール上に外してしまい、最大の決定機を
逃してしまった。
最後まで、3点目を奪うことができず、悔しい逆転負けとなった。試合展開から
すれば、岐阜が優位に進めていたことは間違いないだろう。前半の内容から
しても、良い展開だった。しかし、サッカーのセオリーでは、2-1になった時に
次の1点をどちらのチームが奪うかで、勝利するチームが決まることが良くある。
今日は、正にそんな展開になってしまった。
3点目へのこだわりをどれだけ持って、後半の試合に臨めたか?リードしている
時だからこそ、集中して試合を進めなければならない。今日の試合からも学ぶ
ことが多かったはずだ。これを無駄にせず、次節ホームゲームの岡山戦に向け
て、良い準備をしてほしい。
多数のご声援誠にありがとうございました。