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2011年09月28日
9月28日(水)第5節19:00vs栃木SC 2,493人 (栃木県グリーンスタジアム)
栃木SC 0-1 FC岐阜 (前半0-0、後半0-1)
■得点者
66分 嶋田正吾
■スターティングメンバー
GK
1 野田 恭平
DF
2 野田 明弘
4 田中 秀人
17 野垣内 俊
7 菅 和範
MF
14 嶋田 正吾
23 橋本 卓
20 三田 光
27 押谷 祐樹
FW
18 佐藤 洸一
16 西川 優大
SUB
GK31 川浪 吾郎
DF6 秋田 英義
MF5 川島 眞也
MF8 李 漢宰
MF11 染矢 一樹
MF35 地主園 秀美
FW26 阪本 一仁
■交代
82分 佐藤洸一 → 阪本一仁
85分 西川優大 → 秋田英義
87分 押谷祐樹 → 川島眞也
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
前節、ホームで愛媛FCを相手に、何とか同点に追いつき、引き分けで、アウェイ
2連戦に臨むことになった。今節は、上位栃木SCとの対戦となる。前節の引き分
けを栃木戦でも良い方へ繋げていきたいところだ。布陣は、久しぶりにFW西川と
佐藤がツートップを組み、嶋田がサイドを担った。
前半、試合のスタートから積極的に入ったのは岐阜だった。ピッチコンディションが
良くない中、前からプレスを掛け、相手のミスを誘っていく。
7分、相手クリアボールを三田が拾うと、左サイドの押谷へ繋ぐ。さらに田中に繋ぎ、
リターンを受け取った押谷がループシュートを放つが、これはGKに弾かれ、CKと
なった。
岐阜は、中盤でしっかりとプレッシャーを掛けて、ボールを奪っていくと、攻撃への
パスも増えていく。
17分、押谷がDFの裏へ走り込んだ佐藤へ浮き玉のパスを送ると、中央の西川へ
繋ぐ、さらに走り込んだ押谷が中央からシュートを放つがGKに弾かれてしまう。
20分、右サイドの野田明から三田に繋ぎ、ペナルティーエリア内にいる佐藤へ
クロスを上げるとこれをヘディングシュートで狙っていくが、僅かにゴールを捕らえる
ことができない。
25分、嶋田がプレッシャーを掛け、ボールを奪うと押谷、西川と繋ぎ、落とした
ボールを再度、嶋田がシュートにいった。
栃木は、岐阜のバイタルエリアへロングボールを入れて、起点を作り、攻撃を
しようとしていた。
38分、中央の佐藤から右にいる押谷へ繋ぐと、中央の西川に繋ぎ、シュートを
放つがゴール右に外れてしまった。
前半は、守備の意識も高く、積極的なプレスからボールを奪いにいき、岐阜の
ペースで試合を進めていった。
後半、54分、佐藤が中央からミドルシュートを放って、ゴールを狙っていった。
立ち上がりは、パスミスが目立ってしまい、ボールを奪っても良い形で攻撃を
仕掛けられない時間となった。
しかし、前半からのプレスを継続し、ボールを奪っては、サイドの押谷、嶋田を
使って、攻撃を仕掛けていった。
64分、中盤でボールを奪った押谷が中央からミドルシュートを放つがGKに
セーブされてしまった。
66分、これまでのサイドからの攻撃が実った。右サイドから野田明がオーバー
ラップし、クロスを上げると、ニアで佐藤がつぶれ、飛び込んだ西川も合わせ
られなかったが、ファーサイドの嶋田が最後にゴールへ流し込み、先制点を
奪った。
岐阜が先制したことによって、栃木も積極的に攻撃を仕掛けてくると、DF陣も
対応に追われるが、GK野田、DF田中、野垣内を中心に、しっかりとクリアし、
守備を安定させていった。
79分、左サイドから橋本が嶋田へ繋ぎ、さらに前にいる押谷へ繋ぐと、良い
形で受けてシュートにいくが、ゴール右に外してしまい、追加点にはならない。
84分、栃木の攻撃で、田中が守備で対応すると警告を取られ、なんと退場と
なってしまい、岐阜は、土壇場にきて10人で試合をすることになった。
85分、栃木も怒涛の攻撃を見せると、ペナルティエリア外でFKを与えてしまう。
緊張感が走ったがGK野田が弾き、押谷がクリアしていった。
90+1分、栃木にCKを与えてしまうと、こぼれ球を打たれるが菅が体を張って
クリアして、しのいでいく。
90+2分、時間を使う岐阜に対して、栃木がボールを奪いにくるが、カウンター
のチャンスが生まれた。クリアしたボールを嶋田が果敢に拾い、相手DF2人を
引き付け、阪本へ決定的なパスを送った。しかし、阪本のシュートはGKに弾か
れ、これを決めることができない。
栃木の猛攻を凌いだところで、タイムアップの笛が吹かれ、1-0で勝利を挙げ
ることができた。岐阜にとっては、今シーズン初の無失点試合となった。
試合を通して、気持ちの入ったプレーが続いていたことで、随所に体を張った
プレーが見られ、引き締まった試合となった。ここ数試合で、得点を徐々にあげ
てきただけに、後は失点をなくしていくことが課題だった。毎試合、選手も無失点
で何とか試合を終えたいと思ってプレーしてきた。今日の勝利の意味も大きいが
何より、無失点で試合を終えたことが自信につながりそうだ。
アウェイ2戦目の北九州でも気持ちのこもった試合を期待したい。そして、勝って
長良川に戻ってきてほしい。
多数のご声援、誠にありがとうございました。