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2012年03月11日
3月11日(日) Jリーグディビジョン2 第2節 13:00キックオフ 6,016人 (鳴門大塚)
徳島ヴォルティス 3-0 FC岐阜 (前半2-0、後半1-0)
■スターティングメンバー
GK
1 野田 恭平
DF
2 野田 明弘
3 池田 昇平
17 野垣内 俊
25 関田 寛士
MF
6 服部 年宏
33 金 正賢
29 廣田 隆治
11 染矢 一樹
FW
14 井上 平
18 佐藤 洸一
SUB
GK22 多田 大介
DF4 田中 秀人
DF24 村上 一樹
MF20 三田 光
MF23 橋本 卓
MF15 山崎 正登
FW7 地主園 秀美
■交代
46分 染矢 ⇒ 橋本
59分 野垣内 ⇒ 田中
76分 井上 ⇒ 地主園
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■試合レポート
3月11日。東日本大震災から1年が経ったこの日、試合開始前にスタジアムでは黙祷が捧げられました。
朝には晴れ間が広がっていた徳島・鳴門ポカリスエットスタジアムも開門時間から急に小雨と風が吹き出し、気温が一気に下がった。岐阜は、新加入したばかりの金正賢(キム ジョンヒョン)をボランチで起用した。そして、U-19日本代表候補に召集された廣田もサイドハーフとして先発した。
【前半】
前半、試合に上手く入ったのは岐阜の方だった。積極的なプレスで、プレッシャーを掛けて徳島を追い込んでいった。3分には右サイドから中央の井上につなぎ、シュートを打とうとするが体勢が崩れて、打つことができなかったがこれを服部がシュートを放った。しかし、10分徳島に一瞬の隙を突かれた。中央の上里からキムジョンミンに繋がれると、関田のスライディングでシュートをブロックするが、力の弱まったボールがそのままゴールに吸い込まれてしまい、先制点を奪われてしまった。立ち上がりが悪くなかっただけに、悔やまれる先制点だった。
その後岐阜もサイドの染矢、廣田が仕掛け、中央の佐藤、井上にパスを送り込み、攻撃を仕掛けていった。この勢いを削ぐかのように32分、徳島の徳重からのパスに津田が裏へ抜け出し、2点目を奪われてしまった。2点を取られた後も岐阜はボールを動かしながら、攻撃のチャンスを伺っていく。しかし、決定機を作り出すことができず、前半終了を迎えた。
【後半】
岐阜は、染矢に替えて、橋本を投入した。しかし、46分、徳島にFKを与えてしまうと、ファーサイドにエリゼウに飛び込まれ、ヘディングシュートを決められてしまった。
57分、右サイドの野田からパスを受けた橋本がターンして、中央からミドルシュートを放っていくがゴール上に外れてしまった。徳島は中盤の鈴木、徳重、上里がしっかりと守備をして、攻撃を組み立ててくると、岐阜も押し込まれる時間が増えてきた。76分、左サイドから佐藤が抜け出すと、中央の井上に繋いだ。これを中央からシュートに行くが相手DFに当たってしまった。終了間際、右サイドの野田から橋本、金とつなぎ、金が中央から強烈なミドルシュートを放つが、相手GK榎本に弾かれ、ゴールを割ることはできなかった。3-0で試合終了となり、今シーズンの初勝利はならなかった。
全体的な守備の意識は高かったが、一瞬の局面やミスで、相手に得点を奪われてしまった。攻撃でもボールを動かし、ポゼッションできてきたが、フィニッシュのところで力がなかった。今日は、徳島に岐阜がやりたいサッカーをされてしまった。今日の課題を修正して、次節ホーム草津戦に臨みたい。