※モバイルサイトは、上記QRコードを読み取ってお進み下さい。
2012年04月16日
4月15日(日) Jリーグディビジョン2 第7節 16:00キックオフ 2,920人 (長良川競技場)
FC岐阜 1-0 ギラヴァンツ北九州 (前半0-0 後半1-0)
■得点者
55分 廣田 隆治 ※プロ初ゴール
■スターティングメンバー
GK
22 多田 大介
DF
2 野田 明弘
4 田中 秀人
25 関田 寛士
24 村上 一樹
MF
8 李 漢宰
6 服部 年宏
15 山崎 正登
29 廣田 隆治
FW
14 井上 平
18 佐藤 洸一
■SUB
GK1 野田 恭平
DF17 野垣内 俊
MF20 三田 光
MF33 金 正賢
MF7 地主園 秀美
MF11 染矢 一樹
FW28 ブルーノ
■交代
62分 山崎正登 ⇒ 地主園秀美
77分 李漢宰 ⇒ 金正賢
81分 廣田隆治 ⇒ 三田光
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
気温も上がり、観戦日和となった長良川競技場に好調ギラヴァンツ北九州を迎えての一戦となった。ここまで、4連勝中と勢いを持ったチームで、昨年も3連敗をしている相手だ。それ故、ホームで雪辱を晴らしたいところだ。
岐阜は、2年5ヶ月ぶりの先発となる李、そして、初先発となる山崎を中盤に入れて、中盤の布陣を組み、関田が初めて、CBに入り、ディフェンスラインを作った。
【前半】
立ち上がり、4分、李が中央から低い弾道のミドルシュートを放ち、オープニングシュートとなった。続けて、7分には左サイドからのクロスに佐藤が左足でボレーシュートを放つが、これはゴール上に外れてしまった。
岐阜は、李、服部の経験豊富なボランチ二人が、攻守に渡って試合をコントロールして、北九州のペースにはさせない。
15分には、廣田のドリブルから、裏へ走り込んだ井上へスルーパスが通り、シュートにいくが相手DFに当たってしまう。
27分、右から北九州に攻め込まれると、北九州の18歳・渡に強烈なシュートを打たれるがGK多田がファインセーブではじき返した。
39分、ゴール前でビックチャンスが訪れた。岐阜のFKから相手DFに当たると、これが井上にこぼれてきた。これを押し込もうとするが、決めることはできなかった。
前半は、岐阜が8本のシュートを放ち、北九州を押し込む展開が続いたが得点は奪えなかった。
【後半】
ここまでの試合展開は、これまでの試合と変わらず、チャンスもあり、悪くはない展開だ。
あとはゴールを奪いたいところだ。すると、55分、相手ペナルティエリア中央から李がシュートに行くと、これが相手DFに当たり、山崎のところへいった。そこから山崎がフリーの廣田へラストパスを送ると、これを廣田が落ち着いて胸でコントロールし、ゴールへ流し込んだ。嬉しいプロ初ゴールとなった廣田はベンチへ走り、控え選手たちと抱き合って喜んだ。
先制点を奪ったことで、岐阜が一気にペースを掴んでいく展開となった。63分、井上と佐藤のパス交換から、井上がシュートを放つが相手DFに当たってしまう。70分、オーバーラップした野田がドリブルで相手DFを交わし、シュートに行くが相手GKにセーブされ、追加点にはならない。
終盤、北九州も岐阜のゴール前でチャンスを作り、岐阜の守備ラインが懸命に守備をする時間となった。しかし、GK多田を中心に、最後まで北九州にゴールを割らせず、タイムアップの笛となった。ピッチ上では、抱き合って喜ぶ選手たちの姿があり、スタンドからは歓喜の声が上がった。苦しいスタートとなった今シーズンだが、良い形で勝利を収め、ようやく岐阜にも春が訪れた感じがした。久しぶりの先発となった李は試合後の取材で、「いままでいろんなゴールを見てきたが、今日のゴールが一番嬉しかった」と語ったように、勝利の味をすべての人が思い出すことができた。この勝利を次に繋げ、チームとしても成長してほしい。