FC岐阜オフィシャルサイト

４月３０日（月・祝）　Ｊリーグディビジョン２　第１１節　１６：００キックオフ　３，４６６人　（富山県総合運動公園陸上競技場）

【ＴＯＰ　ＯＦ　北アルプス　第２戦】

　　　カターレ富山　１－０　ＦＣ岐阜　（前半０－０、後半１－０）　

■スターティングメンバー
GK
22　多田　大介
DF
2　野田　明弘
4　田中　秀人
25　関田　寛士
24　村上　一樹
MF
29　廣田　隆治
8　李　漢宰
6　服部　年宏
11　染矢　一樹
FW
14　井上　平
18　佐藤　洸一
■サブメンバー
GK1　野田　恭平
DF17　野垣内　俊
MF23　橋本　卓
MF33　金　正賢
FW7　地主園　秀美
■交代
69分   廣田 隆治   → 橋本 卓    
78分   井上 平   → 地主園 秀

■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
ＴＯＰ　ＯＦ　北アルプス　第２戦となったカターレ富山ｖｓＦＣ岐阜戦がアウェイの富山で行われた。
雲空となったが、気温は上がり、少し汗ばむ陽気となった。富山は、先日のＴＯＰ　ＯＦ　北アルプスの対戦で松本から勝点３を奪っている。岐阜としても、これまでダービー関係にあった富山から勝利を挙げたいところだ。それを後押しすべく、多くのファン・サポーターが富山へ足を運んで声援を送り、ホームのような雰囲気を作り出した。

【前半】
多くのサポーターに後押しされ、出だしから勢いを見せたのは岐阜だった。前節は、試合内容が悪く心配されたが、選手のコンディションも良さそうだ。１２分、野田が中央の佐藤へパスを通すと、佐藤がミドルシュートを狙っていった。岐阜は、この日先発した染矢がサイドを何度もドリブルで突破し、クロスを上げていった。さらに、サイドバックの村上、野田がオーバーラップし、積極的にクロスをゴール前に入れていった。
２４分、右サイドから染矢が中へ切り込むとミドルシュートを狙っていくが、ゴール上に外れてしまった。岐阜の守備が積極的なこともあり、試合の主導権は完全に岐阜が握る展開になった。
守備では、富山に自由に攻撃をさせず、しっかりと対応し、攻撃ではサイドを積極的に突いてく展開が見られた。３９分、服部から野田に繋ぐと、切り替えして、鋭いクロスを入れると、これに佐藤がヘディングであわせるが、クロスバーを叩いてしまい、得点にはならなかった。前半は、得点が奪えなかったが、圧倒的に岐阜が押し込む形で、試合を進めた。

【後半】
４８分、この日、サイドから何度もクロスを上げていた染矢が佐藤へクロスを送ると、ヘディングであわせるがこれも決めることができない。
５３分、野田がサイドでパスを受けると、ニアへ走り込んだ廣田にクロスを入れ、シュートにいくが相手ＧＫにセーブされてしまった。
５９分、富山も岐阜の攻撃に耐え、カウンターを狙って、岐阜のゴール前までボールを運んできたが、ＧＫ多田が落ち着いてセーブした。６０分、クロスに佐藤がヘディングで飛び込むが、これもゴールを割ることができない。６３分、相手ＤＦラインの裏へ走り込んだ佐藤に井上からスルーパスが来ると、近くにいた廣田がスイッチして、シュートにいくが、決めることができなかった。シュートが決まらない状況が続き、富山にＦＫを与えてしまうと、意表を突かれたキックに、マークがずれ、富山・苔口に押し込まれ、先制点を奪われてしまった。この先制点で、岐阜は大きなダメージを受けてしまい、逆に劣勢の富山が息を吹き返してしまった。
８０分、中央で染矢がパスカットし、そのままドリブルでシュートにいくが、右に外してしまった。最後まで攻め続けたが、富山のゴールは遠く、試合終了となってしまった。良い内容で、試合を続けていただけに、本当に悔しい敗戦を喫してしまった。これまで課題とされてきた得点力が、この試合でも発揮できず、苦しい展開にしてしまった。
次節は、ホームで好調の水戸ホーリーホックとの対戦となる。