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2012年05月03日
5月3日(祝) Jリーグディビジョン2 第12節 19:00キックオフ 5,232人 (長良川競技場)
FC岐阜 0-1 水戸ホーリーホック (前半0-1、後半0-0)
■スターティングメンバー
GK
22 多田 大介
DF
2 野田 明弘
4 田中 秀人
25 関田 寛士
24 村上 一樹
MF
14 井上 平
8 李 漢宰
6 服部 年宏
11 染矢一樹
FW
10 樋口 寛規
18 佐藤 洸一
■サブメンバー
GK1 野田 恭平
DF3 池田 昇平
DF17 野垣内 俊
MF23 橋本 卓
MF33 金 正賢
FW29 廣田 隆治
FW27 中島 康平
■交代
46分 佐藤洸一 → 中島康平
69分 関田寛士 → 野垣内俊
78分 井上平 → 廣田隆治
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■試合レポート
GW初日は、天候が回復し、気持ちの良い日になった。長良川競技場には、今シーズン最高となる5千人を超えるお客さんが集まった。水戸は連勝中で、リーグ4位と好調を維持して、長良川へ乗り込んできた。両チームとも連戦で疲労が溜まってきているが、緊張感のある試合を期待したい。試合開始前には、服部年宏選手のJ1J2リーグ通算500試合出場を称え、セレモニーが行われた。
【前半】
好調の水戸が積極的に前に出てくると、ゴール前まで押し込まれ、シュートを打たれるがGK多田が弾き返していった。立ち上がりから、勢いの差を見せつけられるかたちとなり、12分には右サイドから繋がれ、逆サイドにふられるとロメロフランクにヘディングシュートを狙われた。
16分、思わぬ形で、失点をしてしまう。水戸のコーナーキックからニアに走り込んだ水戸・ロメロフランクに巧みに合わされ、先制点を奪われてしまった。
これで、一気に試合の主導権を水戸に奪われてしまった。岐阜も積極的な守備からカウンターを狙っていくが、リーグ屈指の堅守を誇る水戸の守備を崩すことができない。岐阜は、なかなか決定機を作ることができなかったが、26分、中央で李が裏へ走り込んだ樋口にスルーパスを通すと、樋口が右足でシュートに行くが、ゴール右に外してしまった。
続けて、30分、染矢が中央からシュートを狙うがゴール上に外れてしまい、34分には野田のクロスをクリアされ、それを服部がミドルシュートで狙っていくがこれも枠を捉えられない。
さらに、CKからこぼれ球を李がミドルシュートを打つが、相手GKに弾き出され、これも得点にならない。
水戸は、中盤で細かく繋ぎながら、ポゼッションしてくると、岐阜がそれを追いかける展開となり、前半はこれ以上決定機を作れなかった。
【後半】
岐阜は、佐藤に代えて、中島康平を出場させ、記念すべきJリーグデビューとなった。53分、その中島に決定機が訪れた。右サイドから野田がドリブルで深いところを突破すると、ニアへクロスを送った。これが中島の足元に入ったがシュートを打つことができなかった。
中島が前で起点となることで、岐阜がポゼッションできる時間が増えてきた。63分には、染矢のクロスに相手DFがクリアすると、これを拾った李がミドルシュートを放つが相手GK本間の好セーブに阻まれてしまった。
69分、染矢が左からクロスを上げ、ニアで樋口が拾って、シュートに行くがゴール右に外してしまった。さらに交代して入った廣田がチャンスを作っていくと、89分にはペナルティエリア内で廣田が受けて、上手く、ゴール前にいた樋口に繋ぐが、これを押し込むことができない。
結局、最後まで水戸のゴールへ迫ったがゴールが遠く、タイムアップの笛となってしまった。セットプレーでの守備と得点力不足の課題をこの試合でも修正することはできなかった。しかし、初出場の中島が見せたプレーと復帰した樋口のプレーは、攻撃力のアップに繋がるものだった。次節も好調なチームとの対戦となるだけに、難しい試合になるだろう。試合後の取材で服部選手が語ったように「ネガティブで消極的なプレーになってはいけない。思い切ってプレーすることが大切」ということが全選手に必要だ。