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５月２０日（日）　Ｊリーグディビジョン２　第１５節　１３：００キックオフ　８，０７０人　（ＮＤソフトスタジアム山形）

　　モンテディオ山形　２－１　ＦＣ岐阜　（前半０－１、後半２－０）

■得点者
４０分　佐藤洸一（ＰＫ）

■スターティングメンバー
GK
22　多田　大介
DF
2　野田　明弘
17　野垣内　俊
25　関田　寛士
24　村上　一樹
MF
11　染矢　一樹
8　李　漢宰
6　服部　年宏
10　樋口　寛規
FW
14　井上　平
18　佐藤　洸一
■サブメンバー
GK1　野田　恭平
ＤＦ33　金　正賢
MF23　橋本　卓
MF26　阪本　一仁
FW27　中島　康平
■交代
61分   染矢一樹   → 中島康平    
65分   佐藤洸一   → 橋本 卓    
73分   李 漢宰    → 阪本一仁  

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■試合レポート
快晴となったＮＤソフトスタジアム山形で、アウェイ戦のモンテディオ山形と対戦した。このスタジアムはＪ２リーグに昇格し、Ｊ初勝利をあげた場所だ。その時の山形には５－３で勝利した。今回の対戦は、２００８年シーズン以来となる。岐阜は、負傷した田中の代わりに、野垣内をＣＢに置き、調子の上がってきた阪本をメンバーに加えて臨んだ。

【前半】
岐阜は、いつもどおり立ち上がりから積極的なプレスで、セカンドボールを拾いにいくと、山形がスローペースで試合に入ってきた。そのため一気に岐阜のペースで試合が進むことになった。２分、右サイドの染矢が突破し、クロスを上げ、佐藤がゴール前で飛び込むが僅かに合わない。
この後、染矢が何度もサイドを突破し、クロスを上げ、チャンスを作っていった。５分には、染矢が相手ＧＫからＤＦへのパスを寄せて奪い、そのままシュートを放った。１１分、山形が一揆のカウンターで、危ない場面を作られるがＧＫ多田がファインセーブで、防ぎ失点を許さない。その後も、岐阜が中盤でボールを奪い、サイドから攻撃する展開が続き、３０分には、右サイドを上がってきた野田が染矢へ再び繋ぎ、クロスを上げる。これに井上が飛び込み惜しい場面を作った。
３５分には、ＣＫからファーサイドの野垣内がジャンピングボレーでシュートを放つが、相手ＧＫ正面に行ってしまった。攻撃を続けた岐阜は、４０分、佐藤がペナルティーエリア内で倒され、ＰＫを得ると、これを落ち着いて決めて、待望の先制点を奪った。前半は、山形のシュートを１本に押さえ、岐阜が試合をコントロールした。

【後半】
ホーム山形もリードされているとあって、積極的に前に出てくる展開になると、岐阜も徐々にディフェンスラインが下がり始め、押し込まれるようになってきた。５６分、左サイドで、長い縦パスを通されると、そこからクロスを上げられ、同点に追いつかれてしまった。同点に追いついた山形は、勢いを増し、岐阜のゴールへ襲い掛かる展開となった。
岐阜は、追いつかれたことで、精神的なダメージと全体のバランスと崩してしまった。それを立て直すまもなく、６６分、今度は逆にＰＫを与えてしまい、これを決められて、逆転されてしまった。７８分、中央で村上から樋口に繋ぐと、強烈なシュートを狙っていくが、枠を捉えることができなかった。続けて８３分、ＦＫから交代して入った橋本が蹴ると、こぼれ球を交代して入った阪本が右足でシュートを狙うが、これも枠を捉えることができない。
最後は、チャンスもなかなか作れず、試合終了となった。前半に岐阜のペースとなり、先制点を奪うという良い展開だったが、後半は首位のチームに力で押し切られてしまった。試合後、ミックスゾーンで服部選手が「同点に追いつかれた場面で、気持ちを切り替えて大丈夫と思ってプレーできる選手が増えないと勝てない。」と言っていた。自分たちを信じて、プレーしなければ相手を圧倒することはできない。結果が出ない中で、簡単に自信を付けることは難しいが常にポジティブにプレーする必要がある。次節、ホームゲームでは自信を持ったプレーが見たい。