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６月２日（土）　Ｊリーグディビジョン２　第１７節　１６：０３キックオフ　１０，３７７人（フクダ電子アリーナ）

　　ジェフユナイテッド千葉　 ０－１　ＦＣ岐阜　（前半０－１、後半０－０）

■得点者
36分　佐藤　洸一

■スターティングメンバー
GK
1　野田　恭平
DF
2　野田　明弘
4　田中　秀人
25　関田　寛士
17　野垣内　俊
MF
8　李　漢宰
6　服部　年宏
11　染矢　一樹
14　井上　平
10　樋口　寛規
FW
18　佐藤　洸一
■サブメンバー
GK22　多田　大介
DF24　村上　一樹
MF20　三田　光
MF23　橋本　卓
FW27　中島　康平
■交代
69分　染矢　一樹→橋本　卓
78分　李　漢宰→三田　光
85分　野垣内　俊→村上　一樹

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■試合レポート
アウェイのフクダ電子アリーナは、少し蒸し暑い天気になった。６連勝中でリーグ戦２位と好調なジェフユナイテッド千葉のホームへ乗り込んでの試合となった。岐阜は、ＧＫを野田恭平に交代させ、第２節ぶりの先発出場となった。

【前半】
両チームとも落ち着いた立ち上がりを見せ、守備から試合に入っていくという展開になった。岐阜も千葉も前線のＦＷからしっかりと守備を行い、相手の攻撃を自由にさせない。岐阜は千葉の強力な攻撃力を抑えるために、前から守備を行い、ＤＦラインを高く保った。

しかし、５分、千葉・兵藤にシュートを打たれ、続けて深井にクロスを上げられ、攻撃されるがＧＫ野田がこれをクリアし、ピンチを逃れた。岐阜は、守備の意識を高く保ち、中盤でボールを奪いにいくと次第にショートカウンターを交えた攻撃もできるようになってきた。だが、千葉の再三の攻撃で、ＧＫ野田は終始忙しい状況だ。
２７分、岐阜はサイドチェンジから野田（明）がクロスを上げるとこれが相手ＤＦにあたり、李のところへ来ると強烈なミドルシュートを打っていくが相手ＧＫの正面に行ってしまった。

３６分、岐阜の攻撃が続くと、ＣＫを得た。これを服部がゴール前に入れていき、相手ＤＦにクリアされるが、李が再び強烈なダイレクトボレーでシュートを打つと、これがこぼれ、佐藤が足で押し込み、先制点を挙げた。
先制点で勢いがでた岐阜は、３７分、服部からサイドの井上に繋ぐと、ドリブルから切り返して左足でシュートを打つが、惜しくもクロスバーに嫌われてしまった。このまま１点リードを守り、前半を終了した。

【後半】
千葉はまず同点に追いつくために、前に出てくると、岐阜も全員守備で耐えながら、攻撃の機会をうかがっていく。４９分、左サイドで受けた井上がドリブルで中へカットインし、シュートを放つがこれもＧＫ正面に行ってしまった。千葉も運動量を上げて、サイドからクロスを入れてくるが、関田、田中が跳ね返していった。

６０分、カウンターで服部、樋口とつなぎ、クロスを上げると、井上が右足でシュートを放つがこれもＧＫに止められてしまった。６１分、右サイドでＦＫを与えてしまうと、千葉の選手にファーサイドでゴール前に折り返され、押し込まれそうになるが野垣内が体を投げ出して、ブロックしていく。

千葉も同点に追いつくため、分厚い攻撃を仕掛けてくるが、粘り強い守備で耐えていった。再三、攻撃を受けるが前線から上手くディレイして、千葉に攻撃のペースを掴ませなかった。残り１５分、千葉もたまらず、オーロイを交代で出場させ、パワープレーに出てくると、関田、田中が懸命に体をぶつけて、ヘディングをさせないようにするが、それでもチャンスを作られてしまう。岐阜も、三田、村上を投入し、守備を固めて、逃げ切りを図ろうとした。

８９分、千葉のカウンターからファーサイドの深井に決定的なシュートを打たれるが、ＧＫ野田がファインセーブではじき出した。９０分、ゴール前の混戦から田中に当たり、オウンゴールかと思われたがオフサイドに助けられ、万事休す。
試合終了の笛と共に岐阜の選手たちは、ピッチに倒れこんだ。それほど、耐えて、走り抜いた試合だった。試合後、選手たちは、次のホームゲームで結果を出さないと意味がないと、気を引き締めていた。この勝利がチームの流れを変える勝利になることを期待したい。