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2012年06月09日
6月9日(土) Jリーグディビジョン2 第18節 19:03キックオフ 3,205人 (長良川競技場)
FC岐阜 1-1 愛媛FC (前半0-1、後半1-0)
■得点者
68分 井上 平
■スターティングメンバー
GK
22 多田 大介
DF
2 野田 明弘
4 田中 秀人
25 関田 寛士
17 野垣内 俊
MF
8 李 漢宰
6 服部 年宏
11 染矢 一樹
14 井上 平
10 樋口 寛規
FW
18 佐藤 洸一
■サブメンバー
GK1 野田 恭平
DF3 池田 昇平
DF24 村上 一樹
MF20 三田 光
MF23 橋本 卓
MF29 廣田 隆治
FW27 中島 康平
■交代
46分 樋口寛規 → 廣田隆治
65分 佐藤洸一 → 中島康平
83分 李 漢宰 → 三田 光
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■試合レポート
雨が上がり、曇り空となった長良川競技場は、少し蒸し暑いような気候になった。今節、ホームに迎えるのは、愛媛FC。岐阜と同じようなスタイルを持つチームとの対戦となった。前節の千葉戦のような勝利を期待したい。
(前半)
試合開始からスローペースな展開となり、両チームのテンポがなかなか上がらない様子が続き、攻撃のリズムがでなかった。12分、ようやく左から井上が一人をかわし、ふわりとしたクロスを上げると、クリアされるが染矢が拾い、右足でシュートを放った。
愛媛も前からプレスに来るというよりは、待って守備をするという展開になったため、あまり前に出てこない。しかし、愛媛の選手が岐阜のペナルティエリア付近で倒れると、これが反則を取られてしまいPKを与えてしまう展開になった。これを愛媛・赤井に決められて、先制点を奪われてしまった。21分、岐阜のCKからこぼれ球を佐藤がシュートにいくが、枠を捉えられない。
35分、右サイドから染矢が切り込み、左足でシュートを狙うが、ゴール右に外れてしまう。41分には、右サイドから染矢がドリブルで切り込み、クロスを上げると、井上がヘディングで競り、こぼれ球を服部がシュートした。ゴール前で混戦になるが、押し込むことができない。前半は、1点リードされて折り返すことになった。
(後半)
8分に愛媛がスローインからつなぎ、クロスを上げると愛媛・小笠原にヘディングシュートを打たれ危ない場面を作られた。岐阜の両サイドである染矢、井上が効果的な突破を見せて、ゴール前にボールを供給していった。68分、この日、何度もサイドを突破していた染矢がクロスを上げて、ファーサイドで廣田が中へ折り返すと、待ち構えた井上がしっかりと押し込み、同点に追いついた。
久しぶりのホームのゴールにスタジアムも大歓声に包まれ、一気に岐阜のペースに試合を持っていった。
71分、交代して入った中島にビックチャンスが訪れる。染矢のクロスに中島がファーサイドから飛び込み、ヘディングシュートを放つが、ゴール上に外してしまった。
愛媛の足がピタリと止まると、岐阜が試合の主導権を握り、追加点を狙いにいく展開になった。83分、再び中島にビックチャンスが訪れる。中盤で、三田、服部、染矢とつなぎ、クロスを入れていくと、中島が上手く相手DFを引き離し、フリーでヘディングシュートを打った。しかし、これがGK正面でセーブされてしまい、逆転することができない。ロスタイムには、染矢にチャンスが生まれるが、シュートがサイドネットに行ってしまい、試合終了となった。
前半はなかなか攻撃のリズムがでなかったが、同点に追いついた後半の巻き返しは、迫力があった。願わくば、逆転のゴールを決めて、勝点3といきたかったところだ。しかし、最後までしっかりと走り、勝点1を手にしたことは、最下位を脱出する上でとても重要なものになった。