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６月１３日（水）　Ｊリーグディビジョン２　第１９節　１９：０３キックオフ　３，１８７人　（国立競技場）

　　東京ヴェルディ ４－１　ＦＣ岐阜　（前半１－１、後半３－０）

■得点者
12分　樋口　寛規

■スターティングメンバー
GK
31　時久　省吾
DF
2　野田　明弘
4　田中　秀人
25　関田　寛士
17　野垣内　俊
MF
6　服部　年宏
29　廣田　隆治
14　井上　平
10　樋口　寛規
11　染矢　一樹
FW
18　佐藤　洸一
■サブメンバー
GK1　野田　恭平
DF24　村上　一樹
MF20　三田　光
MF23　橋本　卓
FW27　中島　康平

■交代
46分　佐藤　洸一→三田　光
70分　廣田　隆治→中島　康平

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■試合レポート
試合開始前になると少し肌寒い気温となった国立競技場には、多くの岐阜サポーターが
応援に駆けつけた。この対戦では、東京Ｖに在籍した服部、井上、野田（恭）や岐阜で活躍
した東京Ｖ・深津など両チームにとって印象深い選手もいることから、楽しみな一戦だ。
岐阜は、これまでとは違う４－１－４－１のシステムで臨み、ＧＫには調子が上がっていた
時久を起用した。東京Ｖは選手の技術レベルが高く、手強い相手だが、運動量を上げて、
前でボールを奪って、攻撃する展開に持ち込みたい。

【前半】
立ち上がりは、東京Ｖの素早い攻撃に、岐阜が対応する形でスタートしたが、３分、ＧＫ時久のクリアを東京Ｖ・西にヘディングで押し込まれ、早々に先制点を許してしまった。
東京Ｖは先制点を奪ったことで、さらに攻撃を仕掛け、追加点を奪いにくると、岐阜は守備で耐える時間が続いた。徐々に岐阜の守備が機能して、ボールを奪えるようになると、１２分、パスカットした染矢が樋口につなぎ、中央へ切り込んで、豪快なミドルシュートを決めて、同点に追いついた。
岐阜は、同点に追いついたことで、一気に勢いが増し、逆に、東京Ｖのゴールへ襲い掛かった。何度もバイタルエリアに進入し、チャンスを作るが、最後のところで決めることができなかった。岐阜の動きが東京Ｖを上回るようになると、サイドのスペースを上手く使い、クロスを上げてチャンスを作っていった。
３６分、中央で井上が受けて、ドリブルから強烈なミドルシュートを放つが、相手ＧＫ正面でセーブされてしまった。前半は、同点に追いついて勢いを増した岐阜が優勢に試合を進め終了した。

【後半】
岐阜は、佐藤に代えて、三田を投入し、ダブルボランチの形に変更して臨んだ。４９分、東京Ｖに右から切り込まれ、シュートを打たれるがゴール左に外れ、危ないところだった。
５２分、樋口が粘って、野田がクロスを上げると、こぼれたボールを三田が拾ってミドルシュートを打つが、枠は捕らえられない。東京Ｖはジョジマールを投入し、追加点を狙うため攻撃を厚くしてきた。岐阜は、東京Ｖの攻撃をしのぎならが、染矢を使ってカウンターを狙っていった。６５分、服部が相手陣内で粘って、ＦＫを得ると、これを樋口が狙っていくが、僅かにゴール上に外してしまった。
７３分、東京Ｖにサイドからシュートを打たれ、ポストに助けられ、クリアしたが、別のところでファウルを取られ、ＰＫとなってしまった。これを東京Ｖ・小林に決められ、再びリードされてしまう。８２分にもサイドから、ボールを入れられ、３点目を奪われてしまった。さらに、８７分にはシュートをブロックしようとした野垣内がハンドの判定を受けてしまい、ＰＫとなった。一度は、ＧＫ時久が止めるも、蹴り直しの判定となり、４点目を奪われてしまい、試合終了となった。
前半に同点に追いつき、岐阜の時間帯があっただけに、悔しい展開となってしまった。しかし、東京Ｖを相手に、バイタルエリアで多彩な攻撃を見せたことは、今後に繋がるものだ。次節は、アウェイで福岡との対戦となる、気持ちを切り替えて、臨みたい。