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７月８日（日）　Ｊリーグディビジョン２　第２３節　１９：００キックオフ　４，０２３人　（長良川競技場）

　　ＦＣ岐阜 ０－２　ロアッソ熊本　（前半０－２、後半０－０）

■スターティングメンバー
GK
31　時久　省吾
DF
2　野田　明弘
4　田中　秀人
25　関田　寛士
17　野垣内　俊
MF
8　李　漢宰
6　服部　年宏
14　井上　平
23　橋本　卓
11　染矢　一樹
FW
10　樋口　寛規
■サブメンバー
GK1　野田　恭平
DF3　池田　昇平
DF24　村上　一樹
MF20　三田　光
MF7　地主園　秀美
FW18　佐藤　洸一
FW27　中島　康平
■交代
46分　李漢宰→佐藤洸一
65分　樋口寛規→中島康平
84分　井上平→地主園秀美

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■試合レポート
今週の雨が嘘のように一気に天候が回復し、晴れ間が広がった長良川競技場は夏の日差しとなった。前節、アウェイで甲府を相手に引き分けとし、勝点を積み上げた。今日の相手は、好調な熊本。この相手に対して、どのように戦っていくかが見どころだった。

（前半）
立ち上がり早々に、熊本にサイドからクロスを上げられ、ゴール前でシュートを打たれるがゴール上に外れ、危ない場面を作られた。６分、樋口がボールを受けるとそのままドリブルで持ち込み左足でシュートを打っていくが、ＧＫ正面に行ってしまった。
１９分、熊本にロングボールから右サイドを突破され、角度のないところからシュートを打たれるがこれは関田がスライディングでクリアしていった。ここまで、熊本の積極的な出だしに、後手にまわってしまい、思うように主導権を握ることができなかった。
すると２６分、熊本に左サイドを抜け出されると、クロスを上げられ、これを熊本・大迫にヘディングシュートを決められてしまった。その後も岐阜がボールを奪って攻めていく展開は少なく、熊本に押し込まれる展開が続いた。３７分、熊本・武富に右からペナルティエリア外を横にドリブルされ、逆サイドにシュートを打たれると、２点目を奪われてしまった。このまま前半は、主導権を握ることができず、ハーフタイムに入った。

（後半）
ハーフタイムに行徳監督から檄が飛ぶと、ようやく運動量が上がり始め、岐阜が積極的な守備から攻撃にいく回数が増えてきた。５９分、染矢がドリブルで抜き、クロスを上げると、これがゴールをかすめて横切り、逆サイドの井上がキープして再びクロスを入れていった。
６１分、染矢がクロスを入れると、井上がヘディングシュートを放つが、これは相手ＧＫ正面にいってしまい、決定機を決めることができない。７３分、野垣内が前線の染矢へスルーパスを通すと、抜け出し、交代して入った中島が叩きつけるヘディングシュートを見せるが、バウンドでクロスバーを越えてしまい、決めることができない。
この２回の決定機を決めることができなかったが、岐阜が試合の主導権を握っていくと、７７分には田中がドリブルで上がり、ニアにクロスを入れると、中島が飛び込み惜しいシーンとなった。その後もサイドからクロスを上げて、ゴール前にボールを入れていくが、熊本のゴールを割ることができず、試合終了が近づいてしまい、最後は熊本に時間を使われて、タイムアップとなった。
同じようなスタイルを持つ熊本に、今日の試合では先に良いところを出されて、試合を優位に進められてしまった。ここ最近の試合では、前半から積極的に守備で前に出て行けていただけに今日は違っていた。今日の試合を良薬として、週末のカターレ富山へ準備をしてほしい。