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2012年09月17日
9月17日(月・祝) Jリーグディビジョン2 第34節 1,791人 (長良川競技場)
FC岐阜 1-0 栃木SC (前半0-0、後半1-0)
■得点者
82分 関田寛士 J初ゴール/ホーム通算100ゴール目
■スターティングメンバー
GK
31 時久 省吾
DF
17 野垣内俊
4 田中 秀人
25 関田 寛士
24 村上 一樹
MF
6 服部 年宏
11 染矢 一樹
14 井上 平
30 尾泉 大樹
10 樋口 寛規
FW
35 ダニロ
■サブメンバー
GK22 多田 大介
DF2 野田 明弘
DF33 金 正賢
MF15 山崎 正登
MF29 廣田 隆治
FW32 アブダ
FW9 梅田 直哉
■交代
43分 村上一樹 → 野田明弘
76分 井上平 → アブダ
86分 尾泉大樹 → 金正賢
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
九州に台風が接近したことで、岐阜も朝から強い雨と風が吹いていた。試合開始の頃になると雨が降ったり、止んだりと変わりやすい天候が続き、厳しいコンディションになった。また、時折強い風も吹き、選手にとってはプレーしにくい状況だった。岐阜としては、ホーム2連勝が掛かった試合となることから、勝って勢いをつけたいところだ。
(前半)
立ち上がり、早々に栃木にシュートを打たれて、ヒヤッとさせられるが、その後はプレスを掛け、しっかりとした守備で試合に入っていった。7分、樋口とダニロがワンツーで抜け出そうとしたが、ダニロが相手DFに倒されて、FKを得るとこれを尾泉が狙っていく。左足で強烈なカーブでゴール隅を狙っていくが、相手GKの好セーブに防がれてしまった。
岐阜はホームのアドバンテージをいかし、積極的に栃木陣内へ攻め込んでいくと、CKを得た。
このCKを尾泉が蹴っていくと、ダニロがヘディングシュートで狙っていくが、ゴール左へ外してしまった。
15分、CKから尾泉が低いボールを蹴っていくと、これに田中が飛び込み、ヘディングシュートをするが枠には行かなかった。岐阜が中盤でボールを奪う展開で、試合の主導権を握っていくと、20分、井上が中央から強烈なミドルシュートを狙っていった。しかし、これも相手GKに好セーブされてしまい、得点にはならない。
25分にはサイド攻撃から染矢、樋口がスイッチし、クロスを上げると、これにダニロがヘディングシュートを狙うがゴール右に外してしまう。
33分、栃木もCKから押し込もうとするが、GK時久が好セーブを見せて、クリアしていった。40分、サイドバックで出場していた村上が負傷してしまい、野田(明)が交代へ出場した。岐阜の勢いは止まらず、前半で一番の決定機が訪れる。43分、樋口が相手DFへプレスを掛け、ボールを奪うと、ゴールライン際を突破し、GKと1対1になった。ニアのコースを狙って打つが、ポストに弾かれてしまい、得点することができなかった。
前半は、岐阜が試合の主導権を握り、優位に進めたが得点を奪うことはできなかった。
(後半)
後半も立ち上がりから、岐阜が攻撃を仕掛けていくと、53分、相手ゴール前の中央でFKを得ると尾泉が良いコースへ狙っていくが、これも相手GKに好セーブされてしまった。57分、左サイドから井上がドリブルで中へ切り返し、右足で強烈なミドルシュートを狙っていくがこれも相手GKに弾かれてしまった。
59分、守備から一気にカウンターを仕掛けると、樋口が左サイドの染矢へ展開し、染矢から中のダニロへ合わせていくが、ダニロのシュートは相手DFに当たってしまった。しかし、これを野垣内が粘って、拾って、クロスを上げていった。
互いに、決定機はあるものの、最後のところで踏ん張り、得点を許さない展開が続くと、試合のテンポが少し、落ち着いてしまった。岐阜は、井上に代えて、アブダを投入し、得点を奪いにいく。すると、中央からアブダが左右でボールを受け始め、新たな攻撃の起点となって機能し始めた。栃木も負けじと、交代を行い、攻撃に力を入れてきた。82分、尾泉のCKから、こぼれたボールを染矢が拾って、クロスを入れていくと、ファーサイドの野垣内がヘディングで折り返し、関田がヘディングで押し込んで、ついに先制点を奪った。その後は、同点に追いつこうとする栃木の攻撃を体を張って防ぎ、試合終了の笛となった。
岐阜はホーム2連勝となり、ゴールを上げた関田は、J初ゴールとホームでのクラブ100ゴール目を飾った。悪天候のなか、栃木とのタフなゲームを制したことは、選手にとって自信になるはずだ。
週末の2位湘南ベルマーレ戦に向けて、良い勢いをつけた試合となった。