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2012年09月23日
9月23日(日) Jリーグディビジョン2 第35節 19:00キックオフ 3,016人 (長良川球技メドウ)
FC岐阜 3-2 湘南ベルマーレ (前半1-0、後半2-2)
■得点者
18分 佐藤洸一
54分 佐藤洸一
59分 佐藤洸一 ※クラブ2度目のハットトリック達成 (2009vs岡山 西川優大 以来)
■スターティングメンバー
GK
31 時久 省吾
DF
17 野垣内俊
4 田中 秀人
25 関田 寛士
30 尾泉 大樹
MF
14 井上 平
8 李 漢宰
6 服部 年宏
11 染矢 一樹
10 樋口 寛規
FW
18 佐藤 洸一
■サブメンバー
GK22 多田 大介
DF3 池田 昇平
DF2 野田 明弘
MF20 三田 光
MF15 山崎 正登
FW32 アブダ
FW9 梅田 直哉
■交代
24分 樋口寛規 → アブダ
90+6分 尾泉 大樹 → 野田 明弘
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
秋らしい爽やかな風が吹く長良川球技メドウに2位湘南ベルマーレを迎えての一戦となった。前節の勢いを湘南にもぶつけ、ホームで勝点を奪いたいところだ。岐阜はFW佐藤が4試合ぶりの先発を果たし、樋口とコンビを組んだ。
(前半)
立ち上がりから、両チームともにテンポの速い試合展開を見せ、玉際でも一歩も譲らない競り合いを見せた。岐阜は、中盤からしっかりと守備のブロックを作り、湘南の攻撃力に対して、対応策をとった。
8分、佐藤がこぼれ球を競って、そこに染矢が走り込み、左足でシュートを狙っていくがゴールの上に外れてしまった。ホームの岐阜がサイドから展開し、押し込む時間帯ができた。10分、岐阜のFKをまかされている尾泉が中央から狙っていくが、相手に当たってCKになった。
湘南も岐阜のディフェンスラインの裏を狙ってくる。湘南・高山がタイミング良く抜け出してくるとGK時久と1対1になるが、時久が飛び出して、体を張ってスライディングし、ピンチを防いだ。続けて、湘南・高山にドリブルで持ち込まれ、ミドルシュートを打たれるがゴール上に外れた。
14分には、今度は染矢がドリブルで相手を交わし、シュートを放つがゴールをとらえられない。15分、ロングボールを追いかけた樋口が相手からボールを奪うと、ゴールへ向かうが倒されてしまい、PKを獲得する。これを佐藤が落ち着いて決めて、先制点を奪った。しかし、このプレーで樋口が足をひねり、アブダと交代してしまった。
36分、CKを尾泉が蹴っていくと、中央で野垣内がヘディングシュートで合わせるが、ゴールの上に行ってしまった。37分には、左サイドのロングボールを染矢が競り、こぼれ球をアブダが落として、服部が走り込み強烈な左足シュートを放つが、相手GKの好セーブに阻まれてしまった。しかし、流れるような攻撃で湘南のゴールへ襲い掛かった。前半は、岐阜がしっかりとリードした展開を守って、ハーフタイムに入った。
(後半)
岐阜は数的に有利な状況だが、実力のある湘南は、ひとり少ないことを感じさせない攻撃力を見せてきた。53分、湘南らしいサイドからの速い攻撃に崩され、ニアでヘディングシュートを決められてしまった。
しかし、岐阜はトーンダウンすることなく、54分、服部からのロングボールを佐藤が反転しながらコントロールし、素晴らしいゴールを決めて、湘南を突き放した。さらに59分、またもロングボールからの攻撃で、佐藤がしっかりと競り勝ち、アブダが追いかけると体を入れて、ボールを奪い返し、ゴール前で相手をひきつけると、走り込んだ佐藤へゴールのお膳立てを見せ、3点目を奪った。これで佐藤は嬉しいハットトリックを達成した。
しかし、湘南も力強い攻撃を続け、68分、湘南・菊池にロングシュートを決められてしまい、2点目を奪われてしまった。岐阜も攻撃を続け、73分、右サイドで服部が体を入れて、ボールを奪うと野垣内がオーバーラップし、クロスを上げていく。CKになってしまうが、これを尾泉が蹴り、中央で佐藤がヘディングで合わせるが惜しくも決めることができなかった。
終盤は湘南の猛攻を岐阜の選手が体を張って止めていく展開となり、アディショナルタイムは5分。最後まで湘南の攻撃をしのぎきり、ついにタイムアップの笛となった。これで、2年ぶりの連勝となり、湘南からも嬉しい初勝利となった。ホームでは3連勝。終盤にきて、嬉しい試合が続いている。メドウは小さいスタジアムだがファンやサポーターとチームが一体となって、戦っていることが感じられる。次は、10月14日山形戦がメドウで行われるので、是非、応援に来て欲しい。