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2012年10月28日
10月28日(日) Jリーグディビジョン2 第40節 13:00キックオフ 2,618人 (町田市立陸上競技場)
FC町田ゼルビア 1-0 FC岐阜 (前半0-0、後半1-0)
■スターティングメンバー
GK
31 時久 省吾
DF
17 野垣内俊
4 田中 秀人
25 関田 寛士
30 尾泉 大樹
MF
8 李 漢宰
6 服部 年宏
14 井上 平
10 樋口 寛規
11 染矢 一樹
FW
18 佐藤 洸一
■サブメンバー
GK22 多田 大介
DF3 池田 昇平
DF36 森安 洋文
MF15 山﨑 正登
MF23 橋本 卓
FW32 アブダ
FW9 梅田 直哉
■交代
50分 佐藤 洸一→アブダ
62分 李 漢宰→山﨑 正登
77分 井上 平→梅田 直哉
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
残留争いをするチーム同士の直接対決となったアウェイの町田ゼルビア戦は、生憎の雨となった。
しかし、勝てばJ残留という状況ということで、岐阜からも多くのサポーターが応援に駆けつけた。勝点では岐阜が6ポイントリードしている状況だが、ホームの町田も絶対に負けられない試合だけに、難しい試合が予想された。
(前半)
試合が持つ緊張感からか、立ち上がりはお互いに様子を見ながらの展開となった。まず、岐阜が攻撃していくと、李から井上へ繋いで、CKを得た。これを尾泉が蹴っていくが、クリアされてしまった。
6分には、町田が左サイドから攻撃し、北井がシュートを放つがGK時久がしっかりと抑えていった。16分、岐阜が再び攻撃に転じると、左CKから尾泉が蹴り、中央で佐藤がヘディングシュートを狙うがこれはゴール上に外れてしまった。
試合の展開としては、町田が低い位置でポゼッションする展開に、岐阜がしっかり守備ブロックを作り、中盤で奪うかたちが続いた。町田にボールは持たれるが、中盤でボールを奪い返し、攻撃に出た。しかし、奪ってからの攻撃でミスが多く、シュートまでいけない状況が続いた。
34分、左サイドの尾泉から、染矢に繋ぎ、アーリークロスを上げて、佐藤に合わせようとするがシュートを打つことはできなかった。サイドから展開する場面は、何度か出てくるがゴール前へ送るボールの精度が上がらない。
39分、中盤で李がヘディングで落として、サイドの野垣内へ送ると、ここからアーリークロスを上げ、中央の井上へ繋ぎ、シュートにいくが僅かにゴール右に外してしまった。42分、左サイドからのFKに尾泉が蹴っていくが、これがクリアされ、逆にカウンターを浴びてしまうがGK時久がしっかりとセーブした。
このまま前半は、お互いに決定機を中々作れない展開となった。岐阜としては、ボールは相手に持たれるが守備は崩されておらず、後半に反撃をしたいところだ。
(後半)
町田は2人の選手交代を行い、先手を打ってくる形となった。すると、立ち上がり早々に、交代した町田・勝又にサイドを突かれ、中へ切り込まれると、中央にいたドラガン・ディミッチに合わされ、あっさりと先制を許してしまった。これまでも課題としてあった、試合の入り方のところで、ミスが出てしまった。
岐阜も切り替えて攻撃に出ると、左サイドの染矢から中央の服部へ繋ぎ、シュートへ行くが、ゴール左へ外れてしまった。
ここで、佐藤に代えて、アブダをFWに投入して、流れを変えようとした。10分、中央の井上から相手DFの裏へ抜け出した樋口へ繋ぐとシュートにいくがゴール左へ外してしまった。
リードした町田はさらにポゼッションを高めて、無理をせずにゲームをコントロールしていった。25分、中央でアブダが倒され、FKを得ると、これを尾泉が狙っていった。しかし、相手に当たり跳ね返ると、それを樋口がフリーでシュートにいくが、これもゴール上に外してしまった。
31分、町田・三鬼が2枚目の警告となり、退場となると、岐阜が猛攻を仕掛ける時間帯となった。
岐阜は、井上に代えて、梅田を投入し、攻撃の場面での高さを作った。相手が少なくなったことでセカンドボールを岐阜が拾い続ける展開となり、ゴール前にクロスを入れていった。しかし、ここでもラストパスの精度が低く、決定機までに至らない。
41分、ボールをポゼッションしながら、中央の服部からアブダに繋ぎ、これをアブダが胸でコントロールし、反転しながらボレーシュートを打つが、これも僅かに枠を捉えられなかった。最後は、町田に上手く時間を使われ、タイムアップとなった。
ホームの町田が高い集中力を発揮して、チャンスを逃さなかったのに対し、岐阜は攻守の切り替えでミスが多く、さらにはラストパスの精度を欠いてしまった試合だった。あと1点、あと1勝が遠い状況だが、粘り強い戦いと高い集中力を維持して戦ってほしい。次節は、ホームで徳島を迎え撃つことになるが、ホームのアドバンテージを最大限に活かしてほしい。次節で徳島に勝利し、J残留を決めて、ホーム最終戦を締めくくりたい。