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2013年03月04日
3月3日(日)Jリーグディビジョン2 13:00キックオフ 5,006人 (長良川競技場)
FC岐阜 0-2 横浜FC (前半0-0、後半0-2)
■スターティングメンバー
GK
31 時久 省吾
DF
2 杉山 新
3 デズモンド
5 関田 寛士
24 尾泉 大樹
MF
11 染矢 一樹
8 李 漢宰
19 益山 司
10 美尾 敦
FW
15 山崎 正登
14 井上 平
■サブメンバー
GK1 高木 貴弘
DF4 田中 秀人
DF17 野垣内 俊
MF23 森安 洋文
FW18 杉本 裕之
FW26 中島 康平
FW9 ファビオ
■交代
46分 山崎正登 → 野垣内俊
70分 染矢一樹 → ファビオ
85分 尾泉大樹 → 中島康平
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
朝から快晴となった長良川競技場で、2013シーズンが横浜FCを迎えて開幕した。11月までの間、中断期間を挟むことなく、リーグ戦が続いていく。どんなシーズンになるのか、予想もつかないが、目の前の1試合を集中して戦っていくことが大切だ。
開幕戦スタメンに名を連ねたのは、井上、山﨑、染矢、美尾、益山、李、杉山、デズモンド、関田、尾泉、時久。新しく加入した4選手がスタメンを手にした。
(前半)
立ち上がりから、横浜FCが攻め込むシーンが見られ、押し込まれる展開で試合が始まった。横浜FCも昨年から指揮を執る山口監督の下、着実にチーム力を上げているチームだ。
10分、右サイドを染矢が上がると、浮かしたボールを井上に送り、これを井上が胸でコントロールして、シュートにいき、最初にスタジアムを沸かせた。
12分、横浜FCも武岡が中央からミドルシュートを放つと、GK時久がしっかりとセーブしていった。
岐阜は、横浜FCにボールを持たれるが、前線からの守備で、何とかボールを奪い、攻撃を仕掛けていった。
16分、尾泉がオーバーラップし、シュートを狙っていくが、相手GK正面へ行ってしまった。
20分、岐阜の攻撃の形が見られた。左サイドで染矢から美尾に繋ぎ、右サイドの杉山に繋ぐと、クロスを上げて、合わせようとしたが、GKにキャッチされてしまった。
26分、自陣ゴール前で、デズモンドが体を張ってシュートブロックし、クリアされたボールが前線の井上を越えて、チャンスになるかと思われたが、相手GKが飛び出してキャッチ。
終盤、横浜FCに押し込まれる時間となるが、守備のところで全員が粘り、簡単には決定機を作らせなかった。
このまま、前半が終了となり、岐阜としては後半に得点を狙いたい展開になった。
(後半)
開始早々、ペナルティーエリア内でデズモンドが横浜FC・大久保を倒してしまい、PKとなってしまった。これを大久保が右サイドを狙って蹴るが、GK時久がファインセーブではじきだし、先制点を許さなかった。
56分、美尾が中盤で受けて、右サイドの井上に繋ぐと、ここからクロスを上げ、李が飛び込み、シュートに行くがゴールを捉えることはできなかった。
横浜FCも先制点を奪うために、前線のFWにボールを供給してチャンスを作ろうとするが、関田、デズモンドが粘り強く対応し、チャンスをつぶしていった。
70分、染矢に代えて、ファビオを投入して、先制点を狙いにいった。しかし、なかなかファビオへボールを入れることができず、ボールを奪われてしまった。
79分、右から井上のクロスに中でファビオがさわり、美尾へ繋ぐと、これを右足でシュートに行くが相手GKにセーブされて、好機を生かせなかった。
80分、逆に横浜に一気に攻め込まれ、中央で関田、デズモンドが対応するが、横浜FC・田原に起点を作られ、走り込んだ横浜FC・野崎に先制点を奪われてしまった。
同点に追いつくため、前ががりになった岐阜は、86分、横浜FCにカウンターで攻撃されてしまうと、長い距離を走ってきた横浜FC・内田を捕まえきれずに、2点目を決められてしまった。
その後も攻撃が上手くかみ合わず、決定機を作り出すことができなかった。ホーム開幕戦は、残念ながら、敗戦となった。
ゲーム全体からみると80分間は、しっかりと守備を行い、試合を進めることができていた。監督会見で横浜FC山口監督が「ある意味、岐阜のペースで試合が進んでいた」と言うように、粘り強い戦いの中から勝点に繋げれれば良い試合になっただろう。しかし、残りの10分、サッカーでいう勝負どころの時間で、力の差を見せつけられた。しかし、リーグ戦は始まったばかりだ。自分たちの粘り強い守備を実践で発揮できたことを自信に繋げてほしい。
皆さんの熱いご声援、誠にありがとうございました。