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2013年03月31日
3月31日(日)Jリーグディビジョン2 16:00キックオフ 3,068人 (味の素スタジアム)
東京ヴェルディ 3-0 FC岐阜 (前半3-0、後半0-0)
■スターティングメンバー
GK
31 時久 省吾
DF
4 田中 秀人
3 デズモンド
5 関田 寛士
17 野垣内 俊
MF
8 李 漢宰
6 服部 年宏
19 益山 司
2 杉山 新
10 美尾 敦
11 染矢 一樹
■サブメンバー
GK1 高木 貴弘
DF24 尾泉 大樹
DF23 森安 洋文
MF15 山﨑 正登
MF25 清本 拓己
FW26 中島 康平
■交代
46分 田中 秀人⇒中島 康平
87分 杉山 新⇒清本 拓己
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
お互いにここまで勝利がないチーム同士の対戦となった東京ヴェルディ戦は、気温8度という寒さとなった。岐阜は服部が復帰し、プレシーズンマッチ以来となる3ボランチを組む形で臨んだ。攻撃では、前節と同様に美尾、染矢、杉山が前線に飛び出していくというシステムだった。
(前半)
立ち上がりから、ホームの東京Vが押し込むとCKを与えてしまった。一度はクリアするがクリアが小さく、東京V・高原に拾われ、豪快に左足のボレーシュートを決められてしまった。試合の序盤ということもあり、東京Vに試合の主導権を握られてしまった。
10分、左サイドから染矢がドリブルで、裏へ走り込んだ美尾にスルーパスを出すと、これを美尾がダイレクトでシュートにいった。惜しくもゴールキーパーに弾かれてしまうが惜しいチャンスだった。
チームとして相手にプレッシャーが上手く掛けられず、中盤を東京Vに握られてしまうと押し込まれてしまう時間が続いた。17分、右サイドに持ち込まれると東京V・常盤にループ気味のシュートを決められ、2点目を失ってしまった。
24分、岐阜も何とか攻撃を仕掛けていくとFKから田中が競り、こぼれたボールを李が狙っていくが相手に当たってしまった。
29分、勢いに乗った東京Vにミドルシュートを放たれるが、GK時久が好セーブを見せ、クリアしていった。33分にも左サイドを突破され、シュートを打たれるがGK時久が好セーブで防いでいった。
35分、中盤で相手にプレッシャーが掛からないと、右サイドに展開され、1対1からクロスを上げられ、逆サイドの東京V・西に決められ、3点目を奪われてしまった。
普段の守備力が発揮できず、思うようにボールが奪えない時間帯が続き、攻撃へ繋げることができない。3ボランチにしたが思うように前にプレッシャーを掛けることができず、DFラインに吸収されてしまう場面もあった。全体として上手く機能せず、守備の持ち味を発揮することはできなかった。
(後半)
岐阜は田中に代えて、中島を出場させ、益山を右サイドバックに置いてスタートした。
システムも服部、李の2ボランチに変更した。49分、CKを得ると、関田がヘディングシュートにいくが、GKにキャッチされてしまった。52分、交代して入った中島が中央で受けると、相手を反転して交わして、左足でシュートを狙っていくが、ゴール上に外れてしまった。
続けて、美尾から染矢にパスを通すと、クロスを上げていくが、相手に当たりCKとなってしまった。
66分、服部から左サイドの中島へ繋ぐと、積極的にシュートにいくがゴール上に外れてしまった。後半は立ち上がりから積極的な攻撃を行い、シュートまでもっていくことができてきた。67分、美尾が倒されてFKを得ると、ペナルティーエリア中央から狙っていくが壁に当たってしまった。
岐阜は杉山に代えて、清本を起用し、サイドから攻撃を活性化させようとした。36分、東京VにFKを与えてしまうと、高原が直接狙ってくるが、時久がクリアし、CKに逃れた。
87分には、FKから狙っていくが相手GKにパンチングでクリアされてしまうが、こぼれたボールを拾いクロスを入れて、ゴールへ押し込むがオフサイドの判定となってしまう。
アディショナルタイム、東京Vのカウンターに対応したデズモンドがファウルをしてしまい、2枚目の警告で退場となった。
後半は何度か攻撃を仕掛け、シュートチャンスも作り出したが精度が低く、ゴールには繋がらなかった。前半から守備が機能しない状況に陥ってしまったが後半はシステム変更などで、バランスを取り戻した。しかし、相手からすると3点リードの状況だけに安易に良かったとは言えないだろう。次節はプレシーズンマッチでも対戦した京都サンガF.C.との対戦となり、気が抜けない。今週は、まずは良い守備のイメージを取戻していきたい。