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2013年05月26日
5月26日(日)Jリーグディビジョン2 16:00キックオフ 3,471人(レベルファイブスタジアム)
アビスパ福岡 2-1 FC岐阜 (前半0-0、後半2-1)
■得点者
73分 田中 秀人
■スターティングメンバー
GK
1 高木 貴弘
DF
3 デズモンド
19 益山 司
4 田中 秀人
MF
2 杉山 新
23 森安 洋文
6 服部 年宏
11 染矢 一樹
29 柴原 誠
10 美尾 敦
FW
27 樋口 寛規
■サブメンバー
GK31 時久 省吾
DF20 新井 辰也
DF17 野垣内 俊
MF28 水野 泰輔
MF15 山﨑 正登
FW22 レモス
FW18 杉本 裕之
■交代
54分 染矢 一樹→野垣内 俊
60分 柴原 誠→杉本 裕之
88分 杉山 新→新井 辰也
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
アウェイでの連戦となったアビスパ福岡戦が博多のレベルファイブスタジアムで行われた。夕方になっても気温が高く、少し暑いコンディションとなったが次第に涼しくなっていった。ピッチコンディションも良く、ボールが走るようになっていた。岐阜はGK時久に代えて、今シーズン初出場となるGK高木を起用した。
(前半)
試合開始から良い入り方をしたのは岐阜だった。素早くボールを回し、サイドの染矢へつなぐと、良い形でゴール前にクロスを入れていくシーンが続いた。守備でも前線から樋口、美尾、柴原がしっかりとプレスを掛けて、相手のパスコースを限定すると、良い形でボールを奪うことができた。10分、岐阜が押し込む時間帯になるとCKが続き、美尾のキックから森安がヘディングシュートを放つなど惜しいプレーが続いた。
16分、福岡も中央から人数を掛けて、石津が突破しようとするがデズモンドがしっかりとボールをカットし、危ない場面を防いでいった。しかし、20分頃になるとホームの福岡もしっかりとボールを回して、攻撃の機会をうかがっていたが、岐阜も守備で応戦し、試合がこう着状態になってしまった。
34分、ゴール前にクロスを入れられない福岡は中央からミドルシュートを狙ってくるが、GK高木が好セーブでCKへはじき出していった。続けて、CKでも田中がしっかりとヘディングでクリアし、危ない場面を作らせなかった。
39分、柴原が前線で相手ボールを奪うと、左サイドを上がってきた服部に繋ぎ、服部がドリブルから左足でクロスを上げた。このボールはファーサイドに流れてしまうが、長い距離を走ってきた染矢が拾い、再びクロスを上げた。これに樋口がヘディングシュートで合わせるがわずかにゴール上に外れてしまった。
43分には、中央で服部から森安に繋ぎ、裏へ抜け出した樋口にスルーパスを通すがオフサイドとなった。岐阜が攻守に渡って良いところを見せて、ハーフタイムに入った。
(後半)
後半開始2分、中央の樋口から浮き球で染矢に繋ぐと、ドリブルから切り返してシュートを打っていくがこれもわずかにゴール右に外してしまった。後半10分、福岡もクロスボールからファーサイドでヘディングシュートを打たれるがGK高木がこれを好セーブで止めた。
後半8分、染矢がアクシデントにより、足首を負傷してしまい、野垣内と交代した。さらに後半12分、森安が2枚目の警告を受けてしまい、退場となってしまう。岐阜は早い時間に一人少ない状況で戦うことを強いられてしまう。岐阜は、柴原に代えて、杉本を前線に投入し、カウンターの起点とクロスボールからのチャンスを狙った。
後半25分、懸命に自陣まで追いかけて守備をするがペナルティエリア内でファウルを取られPKの判定となった。これを福岡・坂田に決められ、先制点を許してしまった。しかし、岐阜はすぐに反撃に出ると、自陣から服部がロングボールを前線に送ると、野垣内がヘディングで競り、裏へ走り込んだ田中へ絶妙のパスを送った。これを田中がジャンピングボレーで豪快に決めて、人数の少ない岐阜が同点に追いついた。これで勢いが出た岐阜は、後半35分、カウンターから服部が樋口に繋ぎ、ドリブルから切り返して、左足でシュートを打つが相手
GKに弾かれてCKとなった。このCKから益山がヘディングシュートを放つが相手に当たりゴールの上に外れ、再びCKとなる。このCKのこぼれ球を樋口がミドルシュートを放つが相手GKの好セーブに止められてしまった。
後半41分、福岡にCKを取られると、これをファーサイドの福岡・西田にヘディングシュートで押し込まれてしまい、2点目を奪われてしまった。後半42分、中央で杉本が受けて、キープし、樋口に繋ぐと、ミドルシュートを打っていくが相手に当たりCKとなる。このCKで、交代して入った新井がヘディングで折り返し、デズモンドの所にボールが行くが、ゴールに押し込むことができなかった。最後まで、足を止めずに福岡ゴールに迫ったが試合終了となってしまった。後半は、数的不利になりながらも、運動量でカバーし、粘り強い戦いを見せてくれた。岐阜の方が決定機を作っていただけに、勝点を取って終わりたかった。次節は、ホームに戻って岡山と対戦するが、今日のような粘り強い試合運びができれば、勝点が付いてくるはずだ。