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2013年08月25日
8月25日(日)Jリーグディビジョン2 第31節 19:00キックオフ 10,065人 (フクダ電子アリーナ)
ジェフユナイテッド千葉 1-1 FC岐阜 (前半1-0、後半0-1)
■得点
65分 益山 司
■スターティングメンバー
GK
31 時久 省吾
DF
4 田中 秀人
35 木谷 公亮
20 新井 辰也
17 野垣内 俊
MF
11 染矢 一樹
19 益山 司
6 服部 年宏
10 美尾 敦
FW
27 樋口 寛規
34 バージェ
■サブメンバー
GK1 高木 貴弘
DF2 杉山 新
DF5 関田 寛士
MF8 李 漢宰
MF28 水野 泰輔
MF29 柴原 誠
MF36 スティッペ
■交代
59分 バージェ⇒スティッペ
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■試合レポート
雨が上がり、気温もそれほど高くはなく、この時期のコンディションとしては、プレーしやすい気候だった。辛島監督になって2試合目となる千葉戦は、昇格を争う強豪チームだが、何とか勝点を奪って岐阜に帰りたいところだ。
(前半)
立ち上がりからホームの千葉の攻撃を受けると、2分、CKを与えてしまい、これを山口(智)・千葉に飛びこまれ、決められてしまった。岐阜としては与えたくない先制点を取られてしまった。
13分、美尾のロングボールからファーサイドの樋口がコントロールして、シュートに行こうとするが相手DFにブロックされCKとなる。16分、バージェが右サイドからドリブルで持ち込み、田中が受けると倒されてFKを得た。
千葉が中盤でポゼッションする時間が長く、岐阜はボールを奪いにいくがなかなか取ることができない。
34分、岐阜はバージェにボールを集めて得点を狙っていくと、ペナルティエリア外で受けたバージェがシュートまでいくが相手DFにクリアされてしまった。
その後は、アーリークロスからバージェ、樋口にボールを送っていくが決定機を作るところまでいかなかった。
前半は攻撃の形を作ることができず、シュート場面も少なかった。
(後半)
立ち上がりから右サイドで起点を作られるとCKを取られるが、ここはクリアした。岐阜は守備でブロックを作って、千葉の攻撃を受けながらも耐えていった。後半7分、クロスボールから千葉・ケンペスにヘディングされるがGK時久が落ち着いて処理した。
後半8分、クロスボールにバージェが飛び込んでいくが触ることはできない。岐阜はバージェに代えて、スティッペをFWに入れていくとスティッペにボールを集めていく。
後半14分、田中が右からクロスをニアに上げていき、スティッペが飛び込むが惜しくも触れない。続けて、17分、スティッペが左サイドでスルーパスを通すと美尾がクロスを入れていった。こぼれたボールをスティッペが拾い、切り返しで左足でシュートにいった。しかし、相手DFに当たって跳ね返ると、これを美尾がもう一度拾い、左足でシュートに行くが僅かにゴール右に外れてしまった。
後半19分、左サイドでスティッペが受けると、ヒールで流し、染矢が中の益山へ送った。これを益山が約30m離れたところからコントロールして打ったシュートは見事にゴール左上に決まり、同点に追いついた。益山は古巣からのゴールとなった。
後半28分、千葉のケンペスに持ち込まれ、シュートを打たれるとこれがクロスバーに跳ね返り、千葉・谷澤に押し込まれるが、これはハンドでノーゴール。30分、ロングボールにスティッペが競って、こぼれたボールを美尾が左足で強烈なシュートを打っていくが相手GKに弾かれてしまった。
千葉は、谷澤に代えて、Jリーグ復帰となる森本を投入し、逆転を狙いにきた。36分、千葉のパスミスからボールを奪うと、クロスでスティッペに繋ぐ。ゴール前でスティッペが持ち替えてシュートに行くが相手DFに止めれてしまった。終盤、千葉の猛攻が続くが岐阜もカウンターを狙って試合を運んでいく。
アディショナルタイム、カウンターから染矢に繋ぎ、中へドリブルし、左足で強いシュートを打っていくが、GK正面に行ってしまう。千葉もサイドからクロスを上げて、中でヘディングシュートを狙ってくるが、新井と木谷がそれをしっかりと跳ね返し、集中して守備を続けていった。
90+4分、新井がクロスに対して、ヘディングでクリアし、千葉にチャンスを作らせない。さらに、服部がボールを奪うと左サイドの染矢に繋ぎ、そこから染矢がドリブルで上がり、中の美尾へ繋ぐと反転して、逆サイドの樋口へ繋いだ。
樋口がドリブルで1対1の勝負をしてゴール前でシュートにいくが、千葉の守備に決定機を決めきれなかった。最後に千葉にFKを与えてしまうがボールがゴールラインを割って、タイムアップの笛となった。
岐阜はアウェイで上位から貴重な勝点1を得た。しかし、後半は決定機もあっただけに、勝点3も手の届くところにあったと言える。この粘りを次節ホームの東京ヴェルディ戦でも見せたい。