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2013年09月15日
9月15日(日)Jリーグディビジョン2 第33節 18:00キックオフ 2,310人(正田醤油スタジアム群馬)
ザスパクサツ群馬 0-1 FC岐阜 (前半0-0、後半0-1)
■得点者
66分 バージェ
■スターティングメンバー
GK
31 時久 省吾
DF
2 杉山 新
35 木谷 公亮
20 新井 辰也
17 野垣内 俊
MF
10 美尾 敦
23 森安 洋文
6 服部 年宏
11 染矢 一樹
FW
27 樋口 寛規
36 スティッペ
■サブメンバー
GK1 高木 貴弘
DF3 デズモンド
MF19 益山 司
MF8 李 漢宰
MF29 柴原 誠
FW34 バージェ
FW30 中村 祐輝
■交代
61分 スティッペ⇒バージェ
82分 染矢一樹⇒益山司
90+4分 樋口寛規⇒デズモンド
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■試合レポート
天皇杯のアウェイ岡山戦に続いて、今節はリーグ戦でアウェイのザスパクサツ群馬戦を迎えた。
FWにはスティッペと樋口を起用し、出場停止の田中に代えて、サイドバックに杉山が起用された。群馬は19位と順位が近いだけにアウェイ戦だが勝点を奪って帰りたいところだ。
(前半)
立ち上がりは両チームともしっかりとした守備から入っていく。3分、GK時久からパントキックで左サイドの染矢に繋ぐと、ドリブルで中へ切り込み、スティッペに繋ごうとするが相手DFにカットされてしまう。6分、群馬がディフェンスの裏を狙ってくるが新井が落ち着いて対応し、群馬FWに裏を取らせない。
13分、群馬の速攻から平繁に中央をドリブルされ、そのままシュートを打たれてしまうが、ゴール左に外れた。
20分、右からのFKを得ると、美尾がゴール前に入れていくが、相手DFにクリアされてチャンスにはならなかった。23分、群馬・永田にペナルティエリア外でドリブルされると、左足でシュートを打たれてしまうがゴール左に外れた。
25分、中央の染矢から右サイドの美尾へ繋ぐと、中へドリブルで切り込み、左足でシュートを打つが相手GKの正面にいってしまう。弾いたボールを杉山が詰めてシュートにいくが、ゴール上に外れてしまった。
30分、中央で群馬・黄が杉山に対し、ファウルをするとこれが退場の判定となり、群馬は10人での戦いとなった。岐阜は数的に優位になると、一気にボールの支配率を高め、群馬陣内に押し込んでいった。
終盤は群馬のゴールに近づいていくが、先制点を奪うところまではいけなかった。
(後半)
岐阜は後半も同じメンバーでスタートしていく。数的優位とうこともあり、守備においても効果的に前へプレスを掛けることができた。逆に群馬は、奪ってからカウンターを狙う戦い方になった。
後半11分、野垣内から左サイドのスティッペに繋ぐと、得意の形で中へ切り込み右足で狙っていくが惜しくもゴール右へ外れてしまった。良いリズムからのシュートだっただけに惜しいチャンスだった。岐阜は木谷や新井も時折、攻撃に参加するなど、分厚い攻撃で先制点を狙っていく。
後半15分、スティッペに代えて、バージェを投入していく。すると後半21分、右サイドの杉山がタッチライン際のボールを残して、カーブを掛けてアーリークロスを上げていくと、ゴール前で、バージェが相手DF2人に挟まれながらも群馬ゴールに流し込み、J初ゴールで先制点を挙げた。これまでの鬱憤を晴らすようなバージェの素晴らしいゴールだった。
後半 左サイドで服部がゴールライン際から美尾へ戻すと、切り返してクロスを上げていくとゴール前で新井が高い打点でヘディングシュートにいった。見事にゴールネットを揺らしたがこれがファウルの判定となり、ノーゴールとなった。後半37分、染矢に代えて、益山を投入した。益山は中央に入り、群馬も少ないチャンスから岐阜のゴールに迫った。後半42分、群馬・平繁がペナルティエリア外で受けると、新井、木谷のマークに合いながらもシュートを打った。しかし、これをGK時久が好セーブでクリアした。
終了間際、群馬もロビーニョにボールを入れてくるが新井、木谷がしっかりと対応し、得点を許さなかった。最後まで集中した守備を見せた岐阜が1-0で完封勝利し、アウェイで貴重な勝点3を得た。辛島監督にとっても嬉しい初勝利となった。これで群馬までの勝点が縮まり、次節、ガイナーレ鳥取と直接対決と続いていく。残留争いから抜け出すためにも、目先の1勝に集中していきたい。