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2013年11月03日
11月3日(日)Jリーグディビジョン2 第39節 13:00キックオフ 5,889人 (NDソフトスタジアム山形)
モンテディオ山形 2-2 FC岐阜 (前半1-1、後半1-1)
■得点者
35分 染矢 一樹
65分 スティッペ
■スターティングメンバー
GK
1 高木 貴弘
DF
4 田中 秀人
35 木谷 公亮
5 関田 寛士
17 野垣内 俊
MF
11 染矢 一樹
6 服部 年宏
19 益山 司
10 美尾 敦
FW
36 スティッペ
30 中村 祐輝
■サブメンバー
GK21 太田 岳志
DF2 杉山 新
DF24 尾泉 大樹
MF8 李 漢宰
MF29 柴原 誠
FW27 樋口 寛規
FW34 バージェ
■交代
29分 田中 秀人⇒杉山 新
58分 中村 祐輝⇒バージェ
67分 関田 寛士⇒李 漢宰
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
前日まで雨が予想されたが曇りとなったNDソフトスタジアム山形でモンテディオ山形と対戦した。残留に向けて何とか勝点が欲しい岐阜は、FWに中村、スティッペを起用して臨んだ。対する山形もプレーオフへの望みをつなぐため、高いモチベーションで挑んできた。NDソフトスタジアムにも3連休とあって、多くのサポーターが応援に駆け付けた。
(前半)
立ち上がり岐阜が右サイドの染矢を起点に積極的な攻撃を見せると3分、染矢からのクロスからCKとなり、相手DFのクリアボールを野垣内が拾ってシュートにいくがゴールの上に外れてしまった。その後も山形を相手に積極的な仕掛けをしていく。
10分、右サイドで仕掛けていた染矢から上がってきた田中へつなぎ、クロスを中村へ送るが合わなかった。
次第に山形の守備陣も落ち着き始め、山形もチャンスを作り始めた。17分、セカンドボールを拾われ、ロメロにシュートを打たれるがゴール左に外れた。流れが山形に傾き始め、ペナルティーエリア外で左右に振られる我慢の時間が続いた。
22分、山形の攻撃をしのぐと、右サイドの染矢が1対1からクロスを上げていくと、これに益山が飛び込むが僅かに合わない。続けて26分、左サイドの美尾から逆サイドの中村へ展開。上手く裏へ抜け出し、GKと1対1でシュートに行くがこれを決められず、先制点のチャンスを逃してしまう。
29分、警告を1枚貰っている田中に代えて、杉山を投入。30分、山形もFW中島が前線で存在感を示し、裏へ飛び出してくるが関田が体を張ってクリアしていく。
34分、速攻から中村のポストプレーで染矢がドリブルシュートを狙うが相手GKの好セーブでCKに。35分、そのCKからこぼれ球に反応した染矢がドリブルで抜け出し、強烈な左足で先制点を挙げた。
しかし、40分、今度は山形に強烈なシュートを打たれると、GK高木が好セーブで弾くがこれを山形・山崎に押し込まれてしまい、同点とされてしまった。
41分、FKからのこぼれ球に木谷がボレーシュートを放つが、GKに止められてしまった。続けて、44分、染矢からのクロスにファーサイドで美尾がダイレクトでニアへ折り返すが相手GKにキャッチされてしまう。お互いに見どころのある前半となり、1-1で折り返した。
(後半)
立ち上がり、山形の攻撃をしのぐが思わぬ形で失点してしまう。後半5分、山形のCKから競り合った選手の影にいた木谷の足に当たり、跳ね返ったボールがオウンゴールとなってしまった。
12分、中村に代えて、バージェを投入し、得点を狙いにいく。リードした山形はさらに攻撃のテンポを上げてくると、岐阜もペナルティエリア付近で守備に回る時間が増えてしまう。
17分、山形のCKからヘディングシュートを打たれるがGK高木が好セーブで守っていく。19分、バージェが右サイドに流れ、上手くポストでボールを繋ぐと、染矢がクロスを上げていくがクリアされ、CKを得た。このCKを美尾が蹴り、ファーサイドで混戦となると、こぼれ球にスティッペが反応し、同点ゴールを挙げた。
22分、ここまで粘り強く守備をしていた関田が足をつってしまい、李と交代して、益山がセンターバックに入った。岐阜はバージェが前線で起点となり、ボールを受けると、再び攻撃の形ができはじめた。25分、ロングボールに逆サイドのバージェが折り返して、スティッペがシュートを決めたがこれはオフサイドに。
29分にはバージェが裏に抜け出し、DFと1体1を作り、スティッペに繋ぐがシュートをミートできなかった。岐阜はバージェとスティッペの2トップでカウンターの形を作り、山形を押し込んでいく。
40分、山形のシュートをGK高木がファインセーブで止めると、続けて42分にも山形・萬代のヘディングシュートを続けてファインセーブした。終盤は山形の猛攻を受けるがしっかりと体を張って守備をし、試合終了となった。
上位の山形を相手にアウェイで貴重な勝点1を手にした岐阜。残留に向けて、鳥取との差を4とした。前節の栃木戦に続き、気持ちの入った試合内容となった。まだ予断を許す状況ではないが次節はホームゲームだ。勝って鳥取が敗れると残留が決まる試合。次も気持ちの入った試合をして、ホーム勝利を目指したい。