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2013年11月17日
11月17日(日)Jリーグディビジョン2 第41節 17:00キックオフ 7,015人 (長良川競技場)
FC岐阜 0-3 コンサドーレ札幌 (前半0-2、後半0-1)
■スターティングメンバー
GK
1 高木 貴弘
DF
2 杉山 新
35 木谷 公亮
20 新井 辰也
4 田中 秀人
MF
11 染矢 一樹
19 益山 司
6 服部 年宏
10 美尾 敦
FW
36 スティッペ
30 中村 祐輝
■サブメンバー
GK31 時久 省吾
DF5 関田 寛士
DF24 尾泉 大樹
MF23 森安 洋文
MF29 柴原 誠
MF27 樋口 寛規
FW33 ヴィンセント ケイン
■交代
66分 美尾 敦⇒樋口 寛規
66分 スティッペ⇒ビンセント ケイン
82分 杉山 新⇒柴原 誠
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
ホーム最終戦となった長良川競技場に7位のコンサドーレ札幌を迎えた。岐阜は前節から勝てば残留が確定している状況が続き、札幌戦でもホームで勝って残留を決めたいところだ。一方、対する札幌もプレーオフ進出への望みをつなぐため、高いモチベーションで乗り込んできた。
(前半)
立ち上がり早々に札幌が岐阜のゴール前にクロスを立て続けに上げ、積極的な攻撃を見せる。2本目の鋭いクロスを田中がCKに逃れるが、ニアに上がったボールを札幌・上原にヘディングで合わされてしまう。これをGK高木がキャッチできずファンブルしてしまい、そのままゴールに転がり、早い時間に先制点を許してしまった。
その後も札幌の積極的な攻撃に受け身に回る状況になってしまい、苦しい立ち上がりとなった。
9分、中央のスティッペから中村にスルーパスを狙っていくが相手GKに先にキャッチされてしまう。13分、杉山がスルーパスに抜け出し、ペナルティエリア外で倒されてFKを得ると、ファーサイドを狙っていくが相手DFにクリアされてしまった。
スティッペが怪我でピッチを出て、札幌CKが再開された17分、中央で札幌・日高に高い打点でヘディングされると、GK高木が止めるがこぼれ玉を内村に押し込まれ、2点目を許してしまう。
26分、中村がワンツーで抜け出したところを左足でシュートを打っていくが枠を捉えることができない。岐阜は右サイドの染矢にボールを繋ぎ、クロスを上げていこうとするが、札幌の守備を崩していけない。
39分、岐阜がCKを得ると美尾がファーサイドに鋭いボールを入れていくが札幌DFもヘディングでクリアし、もう一度CKとなる。逆サイドからのCKに新井がヘディングで合わせていくが、惜しくもゴール左に外れてしまった。前半は札幌の速い攻撃に後手に回ってしまい、岐阜の攻撃が繋がらず、苦しい展開となった。
(後半)
前半に2点を先制された岐阜は、積極的に攻撃をしていきたいところだったが、逆に3分、札幌に中央でダイレクトで繋がれ、三上にミドルシュートを打たれ、危ない場面を作られてしまった。後半も札幌のスピードに乗った攻撃に対応できず、守備を崩されてしまう展開になった。7分、右サイドの杉山から染矢に繋ぐと、こぼれたボールをスティッペが拾い、CKを得た。このプレーで札幌・チョが負傷退場し、CKを美尾が蹴っていくが相手
DFにクリアされてしまった。札幌のサイドからの攻撃が続くと、岐阜も守備に追われる時間が長くなり、なかなか押し上げて攻撃を熱くできない。
13分、ビルドアップしようと杉山のサイドへ展開するが、逆にボールを奪われてしまい、一気にサイドからクロスを上げられると、中央で内村が強烈なヘディングシュートで3点目を奪った。
21分、岐阜は中村、スティッペに代えて、樋口、ヴィンセントを投入し、まずは1点返すための手を打っていく。22分、交代した樋口がドリブルで札幌陣内深くへ入り中へ折り返すとケインが詰めてシュートを放つが決定機を決められず、ゴール上に外してしまった。
攻撃の形が出来てきた岐阜は、続けて中盤で服部からケインに繋ぎ、染矢に繋いでクロスボールを上げていくが相手にクリアされてしまう。
30分、右サイドでケインがライン際のドリブルから切り返してクロスを上げると、ニアに染矢が飛び込むが相手GKにキャッチされてしまう。36分、CKを得ると染矢が蹴り、ニアでケインがヘディングでそらすと、ファーサイドで木谷がボレーシュートを放つが惜しくもゴール上に外してしまった。
44分、右サイドのスローインから柴原がクロスを上げて、中の樋口が反転しながらコントロールし、シュートにいくが相手GKのファインセーブに合ってしまう。最後まで札幌のゴールを割ることができず、岐阜らしいサッカーを見せることができなかった。
鳥取が北九州に敗戦したことで岐阜の残留が決定した。ホーム最終戦で、良いところを見せることができなかった。これが結果がすべてであり、プレーオフ進出を目指すチームとのレベルの違いを改めて思い知らされた。次節はアウェイ富山で最終節を迎えることになる。最後は岐阜らしいサッカーをして、勝って終わりたい。