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１２月４（土） ２０１０Ｊリーグディビジョン２　第３８節　１３，０７１人　（小瀬スポーツ公園）

　ヴァンフォーレ甲府　０－０　ＦＣ岐阜　（前半０－０、後半０－０）

■スターティングメンバー
GK　　１．野田
DF　２４．村上、３．吉本、４．田中、６．秋田
MF　１６．西川、７．菅、２９．池上、１１．染矢
FW　１４．嶋田、１８．佐藤
■サブメンバー
GK　２１．村尾
DF　２５．フラビオ　ペレイラ
MF　　５．川島
MF　２６．阪本
FW　１０．朴（基）
■交代
６２分　佐藤→朴（基）
８６分　池上→川島
８８分　染矢→阪本

■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
快晴となった小瀬スポーツ公園からは、山々が美しくそびえている。ついに
今シーズン最終戦となったアウェイゲームは、Ｊ１へ昇格を決めたヴァンフォーレ
甲府だ。今シーズンを締めくくるためにも、岐阜らしい試合を見せてほしい。
最終戦ということもあり、４００名近いサポーターが小瀬に集結し、熱い声援を
送っている。

前半、ホームの甲府がボール支配を高め、簡単にはボールを奪うことができ
ない。すると、甲府の選手に裏を取られ、ゴール前でピンチを作られるが村上が
体を張って防いでいく。

お互いに中盤でプレッシャーを掛けて、ボールの奪い合いとなり、中々攻撃へ
の糸口を見出せない。

２１分、中盤でのパスをカットされると、パウリーニョにドリブルされ、シュートを
打たれるが、これは外れる。

２８分、嶋田から染矢に繋ぎ、菅が裏へ抜けスルーパスを受けると、クロスを
上げるが相手に止められ、ＣＫとなる。このこぼれ球に池上が反応し、シュート
を放つがＧＫ正面に行ってしまう。

続けて、２９分、相手ＤＦのクリアを池上がカットし、左足でシュートを狙って
いくが惜しくもゴール上に外れる。

３７分、岐阜のＣＫのこぼれ球につめていた田中がボレー気味に合わせるが
これも惜しくもゴール上に外れてしまう。

３８分、パウリーニョにかわされシュートを打たれるが、ポストに助けられると、
４０分、秋田が粘って、嶋田に繋ぐとドリブルでシュートにいく。

前半を０－０で折り返した岐阜は、徐々に攻撃の回数が出てきた。
後半、７分、サイドから嶋田がクロスを上げるが、中で合わせられない。

甲府のペナルティエリアまで侵入するが、中々シュートを打たせてもらえない。

ここまで前線で起点を作ってきた佐藤に代えて、裏へ抜けるのと得意として
いる朴（基）を入れた。

６２分、甲府の藤田にペナルティエリア外でかわされると、コントロールして
シュートを打たれるがこれもポストに救われる。

７５分、嶋田がドリブルで、持ち込むと秋田がオーバーラップし、パスを受け
クロスを上げていく。これを朴（基）がヘディングで合わせていくがゴールを
捕らえられない。

その後、川島、阪本を投入し、何とか１点を奪おうと、カウンターを狙って
いく。

すると、交代で入ったばかりの阪本が、ペナルティエリアでフリーで受けるが
シュートを打つことができない。

結局、両チームとも決定機を生かしきれず、引き分けとなった。この結果、
今シーズンは、勝点４５で１４位が決定した。前節に続き、甲府にも粘り
強い戦いを見せた岐阜のシーズンが終了した。しかし、それは新しいシー
ズンへのスタートであり、更なるレベルアップが求められる。来シーズンの
飛躍に期待したいところだ。
今シーズンも多数のご声援を頂き、心より御礼申し上げます。２０１１シー
ズンも熱いご声援を宜しくお願いいたします。