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10月27日（日）Ｊリーグディビジョン2　第38節　13:00キックオフ　3,830人（長良川競技場）

　FC岐阜　0-1　栃木SC　（前半0-0、後半0-1）

■スターティングメンバー
GK
1　高木　貴弘
DF
4　田中　秀人
35　木谷　公亮
20　新井　辰也
17　野垣内　俊
MF
11　染矢　一樹
23　森安　洋文
19　益山　司
10　美尾　敦
FW
27　樋口　寛規
36　スティッペ
■サブメンバー
GK21　太田　岳志
DF5　関田　寛士
MF8　李　漢宰
MF28　水野　泰輔
MF29　柴原　誠
FW34　バージェ
FW33　ヴィンセント　ケイン
■交代
54分　樋口　寛規⇒バージェ
81分　森安　洋文⇒ヴィンセント　ケイン

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■試合レポート
台風の影響もなく、秋晴れとなった長良川競技場に好調な１０位栃木ＳＣを迎えた。岐阜は太腿裏に違和感がある服部に代えて、ボランチに森安、益山を起用し、出場停止のＦＷ中村に代えて、樋口をスタメンに起用した。対する栃木は得点を量産しているＦＷサビアが出場停止で出られない。

（前半）
立ち上がりから積極的に試合に入ったのはホームの岐阜。前線からの守備でセカンドボールを拾い、攻撃につなげていく。しかし、最初にシュートを放ったのは栃木。６分、クリスティアーノに左サイドからドリブルで切れ込まれ、シュートを打たれると、岐阜のゴール前を横切った。
１０分、岐阜が樋口から左サイドのスティッペへつなぐと、そこからドリブルで仕掛け、ファーサイドの染矢へ絶妙のクロスを上げた。これを染矢が合わせにいくがミートせず、先制点を逃してしまう。
１９分、栃木の選手にミドルシュートを狙われるが、ＧＫ高木が右手で弾きだし、ＣＫに逃れた。
栃木は、ＦＷクリスティアーノにボールを集め、岐阜のゴールを狙ってくる。一方、岐阜も中盤で体を張って守備をして、セカンドボールをしっかりと拾っていく。３５分、栃木のＦＫからこぼれ球をクリスティアーノにジャンピングボレーで打たれるが、ゴール右に外れた。３８分、左サイドのスローインからスティッペがニアで受け、浮き球をゴール前に送ると、染矢がヘディングで競り合うが僅かにゴール上に外れてしまう。前半は、岐阜がセカンドボールを積極的に拾い、試合を優位に進めた。決定機があっただけに、先制点を奪いたかった。

（後半）
後半も岐阜が積極的に試合に入っていくと、６分、スティッペが起点となり、樋口にスルーパスを通すと、そこから染矢に繋いでドリブルからクロスを上げるがＧＫにキャッチされてしまう。
７分、ＣＫからスティッペが折り返し、染矢が左足でシュートを打つが相手ＧＫ正面に行ってしまい、ゴールを割ることができない。岐阜は樋口に代えて、バージェを投入する。すると１０分、右サイドからバージェがスティッペに繋いで、右足でシュートを狙っていくがゴール右に外してしまった。１９分、野垣内が左サイドで粘ってボールを奪い、ワンツーで抜け出していくと、グラウンダーのクロスをバージェに繋ぐがこれに上手く合わせることができない。
続けて、染矢がスピードで抜け出すと、バージェにクロスを上げていくが届かない。岐阜は中盤の守備からサイド攻撃で良い形を作り続けるが、ゴール前での精度が上がらない。
すると２２分、守備に回った益山がパウリーニョをペナルティエリア内で倒してしまい、このＰＫをクリスティアーノに決められて、先制されてしまった。
少しずつ疲労が見えてくるが同点に追いつきたい岐阜は、森安に代えて、ヴィンセントケインを投入した。４２分、交代したヴィンセントケインがロングボールをヘディングで落とすが、バージェ、染矢ともにシュートを打つことができない。
時間がなくなってくると、栃木もボールを回して、時間を使っていく。岐阜も何とかボールを奪おうとするが時間が過ぎてしまう。アディショナルタイムは６分あり、新井も前線に上げて、パワープレーを仕掛けていくが得点を挙げることはできず、試合終了となった。
終始、積極的な試合運びをした岐阜だったが決定機を決めることができず、逆に悔しいＰＫでの失点となった。好調な栃木を相手に連戦の疲労をもろともせず、果敢に戦ったが勝点を得ることはできなかった。試合内容が悪くなかっただけに勝点が欲しかった試合となった。残り４試合、今日のような試合をして、勝点を積むしかない。