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6月8日（土）　Ｊリーグディビジョン2　第18節　19:00キックオフ　5,211人　（長良川競技場）

　FC岐阜 　2-1　 V・ファーレン長崎　（前半0-1、後半2-0）

■得点者
64分　染矢一樹
90＋4分　染矢一樹

■スターティングメンバー
GK
1　高木　貴弘
DF
3　デズモンド
19　益山　司
4　田中　秀人
MF
2　杉山　新
17　野垣内　俊
6　服部　年宏
11　染矢　一樹
23　森安　洋文
10　美尾　敦
FW
27　樋口　寛規
■サブメンバー
GK31　時久　省吾
DF24　尾泉　大樹
MF15　山崎　正登
MF29　柴原　誠
MF25　清本　拓己
FW18　杉本　裕之
FW9　ファビオ
■交代
90+2分　美尾　敦→清本　拓己

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■試合レポート
日中は暑い日差しとなった長良川競技場もキックオフの頃には過ごしやすい気温になった。今節、ホームに迎えるのは3位のV・ファーレン長崎。今シーズン昇格の勢いをそのままに強さを発揮しているチームだ。昨年まで岐阜のエースだった佐藤洸一選手が攻撃をけん引している。しっかりと走り、粘り強い戦いができる手強いチームだ。岐阜は樋口をトップに据え、美尾と森安をシャドーに置いた。

（前半）
立ち上がりから長崎が勢いを見せて試合に入ると、岐阜がそれを受ける形でスタートした。4分、左サイドから染矢が裏へ抜け出し、ミドルシュートを狙っていく。
5分、長崎にサイドを押し込まれると長崎・山田にシュート気味のクロスを上げられ、中央でフリーの佐藤にヘディングシュートを決められ、一番決められたくない選手に先制点を許してしまった。
12分、CKからショートコーナーでファーサイドに送ると、服部が飛び込み、こぼれたボールに樋口がミドルシュートを打っていくが僅かにゴール上に外れてしまった。
長崎はテクニックが高く、しっかりとポゼッションをしてくるため、思うようにボールを奪うことができない。そのため、ディフェンスラインが押し込まれ、岐阜にとっては厳しい時間が続く。
35分、カウンターから染矢がドリブルで中へ入り、再びパスを受けるとそこからシュートにいくがGK正面でセーブされてしまう。岐阜もサイドでダイレクトでつなぎながら、攻撃のきっかけを作ろうとするが長崎のプレスに思うようにプレーできず、前半が終了した。

（後半）
後半4分、長崎に右からシュートを打たれるがGK高木が弾くが、逆サイドからのクロスに長崎・佐藤がヘディングシュートで合わせるが、これもGK高木が好セーブで弾いた。
後半7分、左サイドの染矢がドリブルからクロスを上げ、ニアに服部が飛び込むがクリアされ、CKとなる。徐々に岐阜も攻撃が繋がってくると、後半10分、樋口がキープして服部が裏へ抜ける美尾へ通すと、ライン際から折り返してクロスを入れるが中で合わせることができなかった。
後半17分、中央の野垣内から右サイドの杉山に繋ぐと、ドリブルからグラウンダーのクロスをゴール前に入れていくと、ファーサイドまで抜け、それに染矢が左足で合わせ、同点に追いついた。
同点に追いついたことで岐阜に勢いが出てきた。後半38分、FKから美尾が入れていくがデズモンドにはわずかに合わない。ここから岐阜の猛攻が始まり、長崎のゴールをこじ開けようと、分厚い攻撃を仕掛けた。
後半44分、CKから美尾が蹴ったボールは混戦となり、長崎のゴールに押し込むことはできなかった。これが最後のチャンスかと思われたが、アディショナルタイムに森安から清本、杉山とつなぎ、杉山がドリブルで中央から仕掛けると、右に走り込んだ染矢に絶妙のパスを送った。これを染矢が力強く右足を振りぬき、長崎のゴールに突き刺した。そして、この逆転ゴールと共に試合終了の笛となり、今シーズンのホーム初勝利を逆転勝ちで飾った。沢山のご声援誠にありがとうございました。