※モバイルサイトは、上記QRコードを読み取ってお進み下さい。
2010年10月04日
10月3(日) 2010Jリーグディビジョン2 第29節 2,326人 (長良川球技メドウ)
~3R推進キャンペーンマッチ~
FC岐阜 2-1 徳島ヴォルティス (前半1-1、後半1-0)
■得点者
43分 嶋田 正吾
76分 押谷 祐樹
■エイデンMVP FW27 押谷 祐樹
■スターティングメンバー
GK 21.村尾
DF 33.新井、3.吉本、6.秋田、24.村上
MF 16.西川、7.菅、4.田中、27.押谷
FW 14.嶋田、18.佐藤
■サブメンバー
GK 1.野田
DF 25.フラビオ
MF 5.川島
MF 15.永芳
FW 11.染矢
FW 26.阪本
■交代
31分 菅→永芳
74分 佐藤→川島
78分 田中→染矢
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
試合開始前から生憎の雨となった長良川球技メドウに、徳島ヴォルティスを迎えた。
今日の試合で、岐阜が勝てば、順位が入れ替わるという重要な試合だ。
徳島は、岐阜出身の津田をはじめ、平繁、柿谷など強力な攻撃を備えているチーム
だけに、岐阜の守備がしっかりと機能することが必要だった。
前半、立ち上がりから攻勢に出たのは徳島。前線の選手を上手く使い、サイドから
攻撃を組み立ててくる。岐阜も自陣で、しっかりブロックを作り、徳島の攻撃を跳ね
返していく。
9分、岐阜の攻撃で、徳島ゴールに押し込むチャンスが来るがGK日野(徳島)に防が
れ、先制点のチャンスを活かすことができない。
徳島もFKから島田が岐阜のゴールを狙ってくるが、GK村上を中心に守備を固めて
いく。
13分、岐阜の守備の連携ミスを衝かれ、津田(徳島)に先制点を奪われてしまう。
16分、新井がオーバーラップし、攻撃に参加すると右から鋭いクロスを入れ、佐藤が
シュートを放つが惜しくもゴール右へ外れる。
22分、押谷から攻撃を組み立てようとする岐阜だが、徳島の選手が一気に厳しい
マークに付き、簡単にはプレーさせてくれない。
28分、嶋田が佐藤とワンツーで相手DFの裏へ抜けて行き、深くまで切り込んでいく。
ここで、島田(徳島)、菅(岐阜)がそれぞれ交代し、両チームが動き出した。岐阜は、
永芳を投入し、攻撃を組み立てようとするが、徳島の守備に阻まれ、効果的な攻撃を
することができない。
しかし、38分、押谷から嶋田にパスを通すと、一人を交わしてシュートを放つが、GK
正面に行ってしまう。
43分、中央でパスを受けた西川が、コントロールしてシュートを狙っていくと、これが
ポストに当たり、さらに相手GKに当たって、反対側のポストに当たった。これを田中が
懸命に詰め、押し込もうと交錯すると、こぼれ球に走り込んだ嶋田が押し込み、ついに
同点に追いついた。
前半は、終了間際に同点に追いつき、良い形で終えることになった。
後半、岐阜も逆転を狙って積極的に攻めていくと、49分、嶋田のスルーパスに西川が
深く走りこみ受けるがクロスを上げられない。
49分、徳島にシュートを打たれるがGK村尾が正面でセーブする。
50分、押谷が前線からチェックしていくと相手DFのボールをカットして、そのままシュート
に持っていくがGKに弾かれてしまう。
59分、徳島の運動量が落ち始めると、岐阜の攻撃が効いてくる。押谷のクロスに佐藤が
シュートを狙っていくが、惜しくもGKに弾かれてしまう。
65分、前線で押谷がボールを奪われると徳島も一気にカウンターを仕掛けて、岐阜の
ゴールに襲い掛かるが、GK村尾が落ち着いてセーブし、失点を許さない。
68分、嶋田が徳島DFに倒され、FKを得ると、これを永芳が狙っていくが僅かにゴール
上に外れてしまう。
76分、中央の田中から西川に繋ぐと、上手くスルーパスを出し、走り込んだ押谷が鮮や
かに決めて、逆転に成功する。
81分、徳島のFKで、浮いたボールを村尾がセービングにいくが、これをキャッチできず、
ヘディングシュートを打たれてしまう。しかし、ゴールの中にいた新井がクリアし、ピンチを
すくった。
その後も、岐阜が堅い守備を続け、徳島に決定機を作らせない試合運びをして、見事
勝利を収めた。これで、ホーム8戦負けしで、順位も9位に上がった。倉田監督も会見で
「非常に難しいゲームだったが選手も切らさずやってくれた。成長を感じる。」と語った。
実力のある選手が揃っている徳島を相手に、押し込まれる場面もあったが粘り強く試合を
進めていけたことが岐阜にとって良かった。
多数のご声援誠にありがとうございました。