※モバイルサイトは、上記QRコードを読み取ってお進み下さい。
2010年10月17日
10月17日(日) 2010Jリーグディビジョン2 第30節 3,107人 (ニンジニアスタジアム)
愛媛FC 0-0 FC岐阜 (前半0-0、後半0-0)
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 33.新井、3.吉本、4.田中、24.村上
MF 16.西川、7.菅、29.池上、15.永芳
FW 14.嶋田、18.佐藤
■サブメンバー
GK 21.村尾
DF 6.秋田
DF 5.川島
MF 26.阪本
FW 10.朴(基)
■交代
76分 池上→川島
88分 吉本→秋田
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■FC岐阜公式チャンネル>>選手到着の模様
■試合レポート
秋晴れとなった松山市ニンジニアスタジアムは、汗ばむ陽気となった。岐阜にとっては、
ここから愛媛、岡山とアウェイの戦いが続くことになる。愛媛もここにきて、調子を上げ
てきている。今日の対戦では、両チームの順位が入れ替わる可能性もある。
しかし、岐阜にとって、勝てばさらに上位を狙える位置に浮上できるチャンスだ。愛媛
出身の菅、村上は、高いモチベーションで、試合に入っていけるだろう。
前半、両チームともに中盤での主導権争いとなり、ボールの奪い合いが続くと、岐阜は
ディフェンスラインから、縦のボールをフォワード佐藤へ入れて、攻撃を仕掛ける。
12分、菅が中央でドリブルし、永芳へ出すとこれを左足でシュートを狙っていくが、相手
GKに弾かれてしまう。
続けて、CKから永芳が入れていくと、嶋田がこぼれ球を拾い、もう一度永芳へ。これを
クロスで中へ入れていき、良い形を作る。
22分、岐阜はバランスの良い守備で、愛媛の攻撃を許さないと、新井、西川のサイドで
ボールを奪って、中央永芳が逆サイドのオーバーラップした村上へパスを送るという
ワイドな展開が出てきた。
24分、献身的にディフェンスを続けている菅と池上がしっかりと、愛媛の攻撃を摘み取り
攻撃に繋げていく。
32分、愛媛は、ジョジマールを中心に攻撃を仕掛けてくるが田中がしっかりと押さえ込み
簡単にはプレーさせない。
35分、菅が中央からミドルシュートを狙っていくが、ゴール右へ外れてしまう。
39分、愛媛の攻撃で、ポストに当たるがGK野田がキャッチし、失点を許さない。
44分、永芳のCKから、こぼれ球を佐藤が粘って、中央からシュートを放っていくが惜しく
もゴール右に外れてしまい、前半は0-0で終了した。
後半、前半の良い守備を続けながら、決めるところを決めようと出て行く岐阜の選手たち。
後半も良い守備から攻撃へ繋げていきたい。
46分、佐藤が倒され、正面からFKのチャンスを得ると、これを永芳が狙っていくが、
ゴールの枠を捉えられない。
51分、永芳のFKから、こぼれ球を嶋田がミドルシュートで狙っていくが、ゴールの上へ
行ってしまう。
両チームとも中盤でミスが目立ち始め、ゴール前の決定機を作り出すことが中々できない。
68分、岐阜が中盤でボールを奪うと、サイドへ流れた永芳がヒールで村上に落とすと、
クロスをゴール前に入れていくが、惜しくも佐藤に合わず。しかし、岐阜のペースで再び
試合が動き出した。
72分、ついに待っていた岐阜の決定機が訪れる。永芳のFKから、ファーサイドで佐藤が
ヘディングで競り勝ち、ゴール前に落とすと、これに嶋田がダイビングヘッドで、シュートを
放つが、これが相手GKに弾かれ、待望の先制点を逃してしまう。
84分、この日、前線からの守備やポストプレーで献身的な動きを見せていた佐藤に、
ボールが来ると、左足でミドルシュートを狙っていくが、惜しくもゴールを捕らえられない。
87分、この日、愛媛の攻撃をしっかり抑えていた吉本が足をつってしまい、秋田が交代で
入り、最後を締めていく。
最後まで、攻撃と守備を積極的に行った岐阜は、アウェイで引き分けを手にし、勝点1を
持って帰ることになった。試合を通して、積極的な守備から攻撃へ上手く繋げることが
できていた。さらに、ゴールを奪って、勝ちきることができれば強かったが、岐阜が自分
たちのペースで試合を進めることができたという意味で、「こういう試合もできてきた」と
倉田監督も評価した。したたかにアウェイで勝点1を奪うことは、大切なことだ。これで、
アウェイ2戦引き分けとし、4試合負け無しで、岡山戦に臨むことになる。
多数のご声援誠にありがとうございました。