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7月14日（日）Ｊリーグディビジョン2　第24節　19:00キックオフ　5,603人　（うまかな・よかなスタジアム）

　ロアッソ熊本　1-1　FC岐阜　（前半1-0、後半0-1）

■得点者
87分　森安　洋文

■スターティングメンバー
GK
31　時久省吾
DF
3　デズモンド
19　益山　司
20　新井　辰也
MF
2　杉山　新
17　野垣内　俊
23　森安　洋文
11　染矢　一樹
FW
28　水野　泰輔
27　樋口　寛規
10　美尾　敦
■サブメンバー
GK1　高木　貴弘
DF4　田中　秀人
DF24　尾泉　大樹
MF15　山﨑　正登
MF29　柴原　誠
MF25　清本　拓己
FW18　杉本　裕之
■交代
53分　水野　泰輔→清本　拓己
70分　美尾　敦→田中　秀人

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■試合レポート
日中の暑さは熊本も厳しいが空気は岐阜と比べ、軽い感じもする。19時キックオフには、弱い風がピッチ上を吹いていた。岐阜は、キャプテンの服部を累積警告による出場停止で欠き、野垣内がボランチを務める形に。対する熊本は監督が交代し、池谷監督の初戦を飾ろうとスタジアムの雰囲気も高まっていた。

（前半）
ホームの熊本が積極的な姿勢で試合に入ると、岐阜はその攻撃を受ける形でスタートした。上手く相手を捕まえられないと、7分熊本のスローインからクロスを上げられ、片山、堀米と繋がれ、先制点を許してしまった。
この失点で目が覚めた岐阜は、積極的に試合を進めていくと、10分、新井のインターセプトから水野がドリブルで上がると、樋口に繋ぎ、一人を交わしてシュートに行くがGKにキャッチされてしまった。
続けて14分、新井のロングボールから裏のスペースへ抜け出した染矢が低いクロスを水野へつなぎ、シュートに行こうとするがブロックされる。こぼれ球を美尾が拾いクロスを上げていった。
22分、FKから美尾が蹴っていくと、新井がヘディングしてボールがこぼれるがつめられず。28分には美尾が倒されてゴール正面でFKを得るが壁に阻まれてしまった。
35分、裏へのボールに反応した樋口が競り合いからドリブルで抜け出し、切り返してシュートに行こうとするが打てず。岐阜がチャンスを作る時間帯が続くが、決定機まではいけなかった。
38分、熊本のCKからこぼれ球を再び上げられ、熊本・筑城にヘディングシュートを打たれるがGK時久が好セーブで弾きだした。42分、右サイドの杉山から裏に抜けた美尾がオーバーヘッドで中へ入れ、こぼれ球を野垣内がミドルシュートを狙っていった。
45分、益山からのロングボールに染矢が相手陣内深くで受け、切り返してクロスを上げていくが、バーを叩いてしまう。

（後半）
2分、熊本のカウンターから片山にシュートを打たれるがGK時久がしっかりとセーブした。
3分、逆に岐阜のカウンターから染矢が深くに切り込み、マイナスに押し返し、水野がミドルシュートを打っていく。しかしこれはゴール上に外れてしまう。
後半は、中盤にスペースができはじめ、お互いに速攻を交えながらチャンスを作っていく。
14分、森安がペナルティ外で倒され、ファウルを得るとこれを美尾が狙っていくが僅かにゴール上に外れてしまう。21分には、左サイドから美尾がドリブルで切り込んで、シュートにいくがこれもゴール上に外れてしまった。25分、岐阜は美尾に代えて、田中を投入して、新井を前線に上げる布陣に変更して、得点を狙っていった。27分、スローインから杉山が受け、クロスを上げていくと、ファーサイドで染矢がヘディングシュートを打っていくがこれはオフサイドになってしまう。
35分、野垣内のロングボールからこぼれ球を拾い森安がミドルシュートを狙っていくがゴール上に外れてしまった。41分、中盤の樋口から染矢が走り込んで受けようとするが倒されてFKを得た。
これを森安が右足で狙いすまして壁の右側を通し、ポストに当たってゴールとなった。森安は嬉しいJ初ゴールとなった。これでついに同点に追いついた。その後、岐阜、熊本ともに攻撃を続け、勝ち越しゴールを狙いに行ったがフィニッシュまでの精度が低くかった。
アディショナルタイムがなくなり、引き分けで試合終了となった。岐阜はアウェイで同点に追いつく粘りを見せて、勝点1を手にした。お互いに消耗戦となったが岐阜が最後まで走り、次につながる試合となった。次節は、ホームに6位アビスパ福岡を迎える。