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7月20日（土）Ｊリーグディビジョン2　第25節　19:00キックオフ　5,857人　（長良川競技場）

　FC岐阜　0-2　アビスパ福岡　（前半0-1、後半0-1）

■スターティングメンバー
GK
31　時久　省吾
DF
3　デズモンド
19　益山　司
4　田中　秀人
MF
2　杉山　新
23　森安　洋文
10　美尾　敦
6　服部　年宏
11　染矢　一樹
FW
27　樋口　寛規
33　ヴィンセント　ケイン
■サブメンバー
GK1　高木　貴弘
DF20　新井　辰也
DF17　野垣内　俊
MF8　李　漢宰
MF15　山崎　正登
MF28　水野　泰輔
FW32　ド　ドンヒョン
■交代
58分　美尾　敦→ド　ドンヒョン
67分　ヴィンセント　ケイン→野垣内　俊

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■試合レポート
夏休みに入り、沢山の子どもたちが詰めかけた長良川競技場に6位のアビスパ福岡を迎えた。岐阜は、新加入のケイン（J初出場）を初先発で起用し、ドンヒョンをメンバーに入れて臨んだ。FWは樋口、ケインのツートップで得点を狙いにいく。

（前半）
立ち上がり、ホームの岐阜が積極的な出だしを見せると6分、左サイドでケインがポストになり、染矢に繋ぐとドリブルからクロスを上げていく。これにニアで美尾が詰めるが惜しくもシュートは打てなかった。
序盤は、岐阜がケインを起点にした攻撃とサイドからの攻撃を見せた。10分、福岡も裏へボールを入れてくるがGK時久が反応してクリアした。
13分、福岡の左からのアーリークロスに中央で福岡・坂田をフリーにしてしまい、ヘディングシュートを決められてしまった。1点リードした福岡は、中盤でしっかりと繋ぎはじめ、それを岐阜が奪いにいく展開になってしまう。しかし、守備でボールを奪おうとするがセカンドボールをなかなか拾うことができない。
28分、福岡にミドルシュートを打たれるがGK時久が弾き、さらに詰められてシュートを打たれるがこれもGK時久が好セーブ。
31分、岐阜は左サイドから樋口がキープして、染矢へ。再び受けた樋口がミドルシュートを狙うがゴール右へ外れてしまう。41分には、森安が中央をドリブルで持ち込んで、ミドルシュートを打つがGKにキャッチされてしまった。終盤にようやく岐阜も攻撃の形を見せることができたが、福岡にポゼッションされる苦しい時間が続いた。

（後半）
後半、まずは同点に追いつこうと試合に入っていくが思うように福岡に対してプレスが掛からず、サイドの所でフリーにしてしまう。58分、中盤の美尾に代えて、ドンヒョン（J初出場）を投入する。ドンヒョンはトップ下の中盤に入り、精力的な動きを見せた。
59分、最初のビックチャンスが訪れた。右サイド樋口のクロスから中央でフリーになったケインがヘディングシュートを放つがこれがゴール左に外れてしまい、ゴールを逃してしまった。すると逆に福岡に63分、ミドルレンジで繋がれ、福岡・金久保にコントロールしたシュートを決められて、2点リードされてしまう。
67分、岐阜はケインに代えて、野垣内を入れて、樋口の1トップにしていく。
68分、交代した野垣内からクロスが入ると、杉山がヘディングシュートを合わせるが、相手GKの好セーブに弾かれてしまった。77分、CKから染矢に戻し、ミドルシュートを狙っていくとこれがポストを弾いてしまい、ゴールにはならない。
79分、GK時久が福岡・金森のシュートを腕で弾いて、好セーブしていく。86分、2回目のビックチャンスが訪れる。樋口がポストで受けて、染矢へスルーパスを出すと、ドリブルからシュート。相手GKが弾いたボールにドンヒョンが詰めるが、ゴール上に外してしまい、決められない。
91分、中央でドンヒョンがドリブルから相手を振り切り、シュートに行くがこれも僅かにゴール左へ外れてしまった。最後まで得点を奪うことができず、敗戦となった。岐阜はケイン、ドンヒョンにビックチャンスが訪れたが決めることはできず、悔しい結果となった。一方、対戦相手の福岡には、坂田、金久保にファインゴールを許してしまい、力の差を見せつけられた。岐阜もチャンスがあっただけに、しっかりと決めなければならなかった。次節からはアウェイの連戦となり、8位岡山、7位徳島と対戦していく。厳しい戦いが続くが、粘り強い戦いを期待したい。