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2013年08月11日
8月11日(日)Jリーグディビジョン2 第28節 18:00キックオフ 5,118人 (長良川競技場)
FC岐阜 1-0 ヴィッセル神戸 (前半1-0、後半0-0)
■得点者
42分 木谷 公亮
■スターティングメンバー
GK
31 時久 省吾
DF
17 野垣内 俊
20 新井 辰也
35 木谷 公亮
19 益山 司
MF
23 森安 洋文
6 服部 年宏
29 柴原 誠
27 樋口 寛規
10 美尾 敦
FW
34 バージェ
■サブメンバー
GK1 高木 貴弘
DF4 田中 秀人
MF8 李 漢宰
MF15 山崎 正登
MF25 清本 拓己
FW18 杉本 裕之
FW33 ヴィンセント ケイン
■交代
62分 柴原誠 ⇒ 李漢宰
90+1分 バージェ ⇒ ヴィンセント ケイン
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
試合開始時の気温が32度と厳しいコンディションとなった長良川競技場に2位ヴィッセル神戸を迎えた。岐阜はバージェと樋口が前線で張り、右サイドにスピードのある柴原を起用した。センターバックには高さのある新井を起用して臨んだ。
(前半)
まだピッチには日差しが残っており、暑さが残る中、試合が開始された。立ち上がりから神戸の攻撃が目立ち、ポポ、田代(神戸)にボールを集められて、攻撃の形を作られてしまった。7分、右サイドに流れてきたポポ(神戸)からクロスが上がるとゴール前で田代(神戸)に飛び込まれるが、益山が体を寄せて打たせなかった。
岐阜は守備のブロックを作り、神戸の攻撃を交わしていくが、時折くさびを入れられ、裏に走り込まれてしまった。17分、バージェが持ち込むがシュートは相手に当たってしまう。続けて、21分、バージェが右に流れて、クロスを上げるが相手に当たり、CKとなった。これを美尾が蹴っていき、こぼれ球を樋口がミドルシュートで狙っていった。29分にもCKからのこぼれ球を樋口がミドルシュートで狙っていくが決めることができない。
34分、相手GKのロングキックから競り合いでポポに抜け出され、シュートを打たれるがGK時久が前に出て、好セーブで防いだ。神戸は裏に抜けるランニングにボールを合わせ、岐阜のゴールをこじ開けようとするが岐阜もボールサイドでつぶしにいく。
40分、柴原からバージェへつなぎ、CKを獲得すると、美尾がファーサイドへ入れていった。そこへ大外から走り込んだ木谷が相手選手二人を抑え、打点の高いヘディングシュートを放った。相手GKに触られるがボールはゴールに吸い込まれ、良い時間帯で先制点を奪うことができた。
岐阜は我慢して守備をしながら、セットプレーからチャンスを物にし、ハーフタイムに入った。
(後半)
後半1分、美尾のクロスにファーサイドで樋口がヘディングシュートを放つがゴール上に外してしまった。
神戸も同点に追いつくために、積極的に攻撃を仕掛けてきた。6分、樋口が中央から強烈なミドルシュートを打っていくが、枠を捉えられなかった。
すると神戸に攻め込まれ、ゴール付近でシュートを打たれるが新井がヘディングでクリアし、失点を許さなかった。
さらに、神戸の猛攻が続き、岐阜の選手がゴール前に張り付き、守備を行う状況になった。この状況に神戸は右サイドから茂木(神戸)が強烈なミドルシュートを打つと、これがクロスバーに当たった。
岐阜は、押し込まれる時間帯が長くなってきたこともあり、中盤の守備を固めるため、李漢宰を投入した。
16分、神戸の攻撃が続き、右サイドからポポがクロスを上げ、ゴール前で交代した松村がシュートを放つがポストとGK時久に当たり、これも入らない。
岐阜は前線のバージェ、樋口へボールを送りたいがミスもあり、攻撃の回数を増やすことができない。
神戸に押し込まれる時間帯が長くなるが、バージェを前線に残し、全員で守備を行い、神戸の猛攻をしのいでいく。
38分、岐阜もボールを奪ってカウンターを狙っていく。樋口からバージェにつなぎ、右サイドからコントロールしてシュートを狙うが、わずかにゴール右に外れてしまった。
終了間際になっても神戸の猛攻は続き、岐阜の選手たちが体を張って止めに行くシーンが続いた。しかし、最後まで集中力を切らさなかった岐阜がしっかりと試合を〆て、終了のホイッスルとなった。
強豪の神戸を相手に、粘り強い守備とセットプレーからの木谷のゴールで勝点3を手にすることに成功した。力の差はあったがそれを埋めて勝利を掴んだことは大きな自信に繋がるはずだ。次節もホームが続き、岐阜にとっては有利な状況だ。この自信を水戸にもぶつけて、連勝を目指したい。
暑い中、ご声援ありがとうございました。