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2010年03月20日
3月20日(土) 2010Jリーグディビジョン2 第3節 16:04キックオフ 4,528人 (長良川競技場)
FC岐阜 0-1 ヴァンフォーレ甲府
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 19.冨成、3.吉本、6.秋田、17.野垣内
MF 4.田中、23.橋本、7.菅、14.嶋田
FW 18.佐藤、27.押谷
■サブメンバー
GK 21.村尾
DF 24.村上
DF 20.山内
MF 15.永芳
MF 16.西川
FW 10.朴(基)
■交代
57分 佐藤→朴(基)
61分 田中→西川
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
試合前の雨の予報を覆し、青空が広がったヴァンフォーレ甲府戦。甲府からも岐阜は、遠く
ないだけに、多くの甲府サポーターが長良川競技場へ乗り込んできた。
両クラブのサポーターが熱い応援をすることで、スタジアムの雰囲気も熱くなっていった。
この試合は、両チームにとって、連敗阻止か初勝利かという重要な一戦になった。昨年までの
対戦でも、甲府とは互角に戦ってきただけに、勝ちたいところだ。
前半、両チームともお互いの良いところを消しあう形で試合が進んでいった。まず、先制の
シュートを放ったのは岐阜。5分、嶋田のドリブルからサイドを上がってきた野垣内にパスが
でると、折り返して橋本がミドルシュートを放っていく理想的な攻撃だった。
11分、甲府にペナルティエリア外でFKを与えてしまうと、これをGK野田がファインセーブで
防いでいく。
その後、両チームの攻防は続くのものの決定機を作り出せない時間が続く。
18分、左から押谷が持つと、上がってきた野垣内がクロスを上げると、そこに佐藤が走りこんで
シュートを放とうとするがGKに抑えられてしまう。
22分、嶋田から冨成へ繋ぐと、速いクロスでゴール前に上げる。このこぼれ球に佐藤が粘って
落とすと、走りこんだ野垣内がシュートにいく。惜しくもゴール上に外れるが、攻撃の厚みが
出てきた。
24分、甲府も内山の強烈なミドルシュートで応戦し、GK野田がパンチングではじき出し、好セーブ
を見せる。
35分、ディフェンスのクリアミスから、マラニョンに直接シュートを狙われるが、これはGK野田が
はじき出す。
岐阜は、中盤での攻防を制しながらも、決定機を上手く作り出せない試合展開となったが甲府の
攻撃を上手く抑えながらゲームをコントロールした。前半は、0-0で折り返すことになり、岐阜に
とっては、上手く試合を運べた前半だった。
後半、立ち上がりは、両チームゴール付近まで、ボールを運ぶもシュートまでは行けない。
58分、甲府にゴール前にボールを入れられると、マラニョンに渡り、危ない場面を作られるが
クリアしていく。
63分、甲府が攻撃に厚みを出してくると、右からのクロスにパウリーニョがヘディングシュート。
これは、GK野田が正面でキャッチ。
64分、押谷が裏へダイレクトでパスを出すと、これを朴(基)が抜け出し、GKと1対1になる。
これを狙ってシュートに行くが甲府GK萩に止められ、絶好の機会を生かせない。
69分、72分には、甲府のサイドからの攻撃に、ポストに助けられる場面が続き、運も味方して
失点には至らない。
84分、甲府の金に右サイドを突破され、速いクロスをゴール前に上げられる。これに交代で
入った片桐にシュートを決められ、ついに失点してしまう。
ロスタイム、中々シュートまで持っていけない岐阜は、朴から押谷につなぎ、シュートを狙って
いくが、相手DFに当たってしまう。
このまま甲府が片桐の1点を守りきり、今シーズン初勝利を掴むことになった。岐阜としては、
粘り強く試合を進めていただけに、先制点を先に奪って、試合の流れをものにしたかった。
古巣を相手に、勝利に貢献した片桐は、改めて岐阜のファンにその存在感を示した。
今日の結果は、これがサッカーというような試合結果だったが、それも含めて、今シーズンの
両チームの健闘を期待したい。