※モバイルサイトは、上記QRコードを読み取ってお進み下さい。
2010年03月07日
3月7日(日) 2010Jリーグディビジョン2 第1節 13:04キックオフ (長良川競技場)
東海北陸ダービー
FC岐阜 2-1 カターレ富山
★MVPエイデン賞 嶋田 正吾
■得点者
60分 嶋田 正吾
70分 押谷 祐樹
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 19.冨成、3.吉本、6.秋田、17.野垣内
MF 23.橋本、20.山内、7.菅、16.西川
FW 27.押谷、18.佐藤
■サブメンバー
GK 21.村尾
DF 2.野本
DF 4.田中
MF 15.永芳
MF 14.嶋田
MF 11.染矢
■交代
56分 山内 → 嶋田
84分 押谷 → 田中
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■東海北陸ダービーイベント
富山県より、チューリップ切り花、中日本ハイウェイエンジニアリング名古屋(株)からダービー
特製手提げ紙バックなど、開幕戦らしいプレゼントが配布された。
みのかもアルプホルンクラブの演奏は、まさに開幕を思わせる演出となった。
チャレンジ宣言2010で、スタジアムを一体にしてくれました。
グリーンエンジェルズにとっても2010シーズンのスタート。今年もスタジアムを元気にしてくれる。
■試合レポート
生憎の小雨となった2010シーズン開幕戦の東海北陸ダービーだが、両チームの熱気は、
ウォーミングアップからも伝わってくる。開幕戦独特のプレッシャーを跳ね返し、勝利を
得ることが重要だ。カターレ富山とは、因縁の対決と呼べるほど、熱い試合が行われてきた。
今日も両チームの選手たちがぶつかり合う、激しい試合になりそうだ。
3分、立ち上がり、西川がペナルティエリア付近でポストとなり、チャンスを作りだすがシュート
まではいけない。
16分、中盤でボールを奪うと、押谷から横に走りこんだ佐藤へパスを渡すと、左足でミドル
シュートを放ち、先制ゴールを狙っていく。
ここまでのリズムは、富山を圧倒する場面も見られ、悪くはない。
23分 押谷がペナルティエリアで、ドリブルで突破していくと、たまらず富山DFがファウルを
犯し、PKを得る。しかし、これを押谷が狙っていくが、相手GKに読まれてしまい、先制点の
チャンスを逃してしまう。
29分、野垣内がこぼれ球を思い切って右足でシュートを放っていくが、ゴール左へ外れて
しまう。
30分、佐藤が右サイドに流れ、クロスを上げるとこれに押谷が走り込んで、右足でシュートを
打つがこれは、ゴール上に外れる。
32分、右サイドを突破されるとグラウンダーのクロスとをゴール前に入れられる。これを黒部
(富山)に決められ、先制されてしまう。
38分、中盤でのセカンドボールが中々、上手く拾うことができず、富山にボールを支配される
時間帯が続く。先制した富山が、自分達のペースに持っていこうと勢いを増してきた。
43分、岐阜のペナルティエリア外で、ファウルを犯してしまいFKを富山に与えてしまうが、これは
ゴール上に外れた。
46分、押谷が右サイドに抜け出すとクロスを上げるが、中で合わせることでできない。前半は、
チャンスも作りながら、ゴールを割ることができなかった。
後半は、もう一度、ハードワークしなおし、積極的に攻撃に出て行こうと指示を受けた選手たち。
立ち上がりから、プレスをかけ、ボールを奪いにいく姿勢をみせる。
51分、菅から中央に走りこんだ押谷がシュートに行くが、GK正面に行ってしまう。
昨年の中盤でボールを積極的に奪う守備も出始め、セカンドボールも拾えるようになってくる。
56分、山内に代わり、嶋田がサイドに入り、菅がボランチに入ると、次第に試合が動き出し、
岐阜の効果的な攻撃が出てくる。
60分、菅がペナルティエリア中央でボール持つと相手の裏に走りこんだ嶋田にスルーパスを
送り、嶋田が落ち着いて右足でゴールを決めて、同点に追いついた。
同点に追いつくと、試合の流れが一気に岐阜に傾き始める。
63分、右サイドを嶋田が抜け出し、クロスを上げるとこれに佐藤が飛び込むが、僅かに合わせ
ることができない。
64分、押谷の左足シュートのこぼれ球を、佐藤が詰めて、シュートに行くがこれを相手GKに
弾かれてしまい、絶好のチャンスに追加点を奪うことができない。
65分、佐藤が狙っていくが、ゴール右に外れてしまう。
70分、押谷が抜け出すとそのままドリブルでディフェンスと競り合いながら、ゴールに迫って、突破
していくと、一気に右足を降りぬいた。ボールは、鮮やかにゴール隅に決まり、逆転に成功した。
PKを決められなかっただけに、嬉しさもひとしおだったに違いない。
74分、こぼれ球に西川が走りこみシュートを放つがゴール上に外してしまう。
76分、富山もカウンターから、チャンスを作ろうと、ボールを前に運んでくる。しかし、FC岐阜の
ディフェンスラインも焦ることなく、しっかりとした対応を見せている。
最後まで、安定した守備を見せ、しっかりと2-1で試合を締めくくった。昨年の長良川劇場は、
今シーズンも健在なようだ。クラブ初のホーム開幕戦を勝利で飾り、倉田新監督の初陣も飾った
今日の試合は、まさに長良川劇場だった。次節は、アウェイで大分戦だがしっかり勝って、ホームに
戻ってきてほしい。
多数のご声援誠にありがとうございました。