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5月30日(土) 2009 J2リーグ戦 第18節 5,470人 (レベルファイブスタジアム)
アビスパ福岡 0-1 FC岐阜 (前半0-0、後半0-1)
■得点 佐藤 洸一
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 19.冨成、3.菊池、4.田中、6.秋田
MF 7.菅、23.橋本、14.嶋田、11.高木
FW 10.片桐、16.西川
■サブメンバー
GK 21.水谷
DF 17.野垣内
MF 15.永芳
MF 20.染矢
FW 18.佐藤
■交代
45分 片桐→佐藤
74分 西川→染矢
89分 菅→永芳
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■試合レポート
博多、レベルファイブスタジアムは、雲りの天気となり、選手にとっては、
動きやすいコンディションとなった。前節、ホームで熊本に勝利し、連勝が
かかるアビスパ福岡との対戦となった。福岡は、ここまでホームで連敗が
続き、波に乗れないでいる。
岐阜は、前節と同じ布陣を採用し、福岡に挑んだ。前回の対戦では、
岐阜のホームで、CKを2発決められ、敗戦を味わった。今日は、それを
返して勝点3を奪って帰りたいところだ。
前半、ホームで連敗の福岡は、攻撃に厚みを作り、積極的に仕掛けて
くる。岐阜は、落ち着いてこれに対応し、決定機は作らせない。
そんな中、6分、片桐から菅につなぎ、鋭いクロスを福岡ゴール前に
上げるが、僅かに西川には届かなかった。
12分、片桐が右サイドに流れて、ボールを受けるとこれを粘って、クロスを
上げていく。
15分、中盤でのボールへのプレスをしっかりと掛けて、福岡の攻撃を
寸断していく。
福岡も先制点を奪おうと、積極的に岐阜のゴール前にボールを入れて
くるが、菊池、田中が落ち着いてこれに対応する。
20分、福岡の田中にカウンターから、シュートを打たれるが、ゴールを
外し、助けられる。
両チームともサイドまでボールを運んでいくが、フィニッシュまでには
至らず、攻め手を欠く展開が続いた。
36分、サイドを嶋田が突破し、ボールを運ぶがこれもフィニッシュまで
持って行くことができない。
40分、中盤での菅のディフェンスからボールを奪い、高木へ繋ぐと
これを左足でシュートを狙っていくが、GKにセーブされてしまい、結局
前半は、このシュートのみとなってしまった。
守備陣の安定感はあるが攻撃でのフィニッシュが出せない状況が続いた
前半となった。
後半、もっと裏を狙って、相手の嫌なところへボールを運ぼうと確認して
ピッチに出て行く。片桐に代えて、佐藤を投入し、最後のフィニッシュを
託した。
立ち上がりから、積極的に攻撃の姿勢を見せたのは、岐阜だった。
しかし、福岡も負けじと、大久保がドリブルからシュートを放つなど、試合
展開がスピードアップしてきた。
前半同様、サイドを積極的にえぐっていく岐阜は、54分、嶋田のドリブル
から、中央の高木に渡すとこれに反応した佐藤が絶妙の裏への飛び出しを
見せて、落ち着いて相手GKを交わし、待望の先制点を奪った。
この先制ゴールで、試合のペースが一気に岐阜に傾き始める。
58分、西川が中央からシュートにいくが、これはゴールの上に外れてしまう。
63分、岐阜の運動量が落ちずに、福岡の足が止まりだすと、今度はボール
ポゼッションをしながら、崩していく。
サイドの西川から高木に渡すと、サイドをオーバーラップしてきた冨成に
ダイレクトでパスが繋がり、鋭いクロスをニアに飛び込んできた佐藤に
合わせる。惜しくもGKがはじき出すが、良い形でフィニッシュに持っていける
ようになってきた。
66分、中央へドリブルで切り込んできた嶋田がシュートを放つが僅かに
ゴール上に外れてしまい、待望のゴールとは行かなかった。
80分、染矢がドリブルで中央から左足でシュートを放つがこれも僅かに
ゴール上に外れる。
試合終了が近くなった86分、もう一度、嶋田にチャンスがくるがこのシュートも
ゴール左へそれてしまい、追加点にはならなかった。
しかし、試合は前半からの安定した守備を最後まで続けた岐阜が、危なげなく
試合終了の笛を聴き、見事勝利を奪い、連勝とした。
前半から続けてきた守備での集中力が実を結び、後半の攻撃へと繋ぐことが
できた試合だった。松永監督も「セカンドクールで良いスタートが切れた」と
言うように、チームの状態も良くなってきている。
次節はホームで、水戸ホーリーホックと対戦するがホーム3連勝を目指して、
戦っていきたい。
多数のご声援ありがとうございました。