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2010年10月23日
10月23日(土) 2010Jリーグディビジョン2 第31節 4,025人 (津山陸上競技場)
ファジアーノ岡山 2-2 FC岐阜 (前半2-0、後半0-2)
■得点者
65分 押谷 祐樹
89分 朴 基棟 (プロ初ゴール!)
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 24.村上、3.吉本、4.田中、6.秋田
MF 16.西川、29.池上、15.永芳、27.押谷
FW 14.嶋田、18.佐藤
■サブメンバー
GK 21.村尾
DF 26.阪本
DF 5.川島
MF 7.菅
FW 10.朴(基)
■交代
22分 池上→菅
46分 佐藤→川島
76分 西川→朴(基)
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
秋晴れとなった津山陸上競技場には、岐阜からも多くのサポーターが応援に駆け付け
ている。今シーズン、唯一の津山開催は、DF秋田の出身地ということもあり、地元の
人も楽しみにスタジアムに来ているようだ。そして、岡山出身の永芳にも、地元の注目が
集まった。岐阜は、アウェイでの試合が続いているが、今日も勝点を持って帰りたい。
前半、ホームの岡山の出足と球際での強さが目立ち、岐阜陣内へ押し込まれる展開
から試合がスタートする。
岐阜は、堅いピッチコンディションでのボールコントロールに手間取ると、そこを岡山
の選手に詰められ、思うようにボールを前に運ぶことができない。
9分、岡山の勢いを受けて、シュートを打たれるがGK野田がファインセーブで、防ぎ
守っていく。
17分、左サイトのスローインから、押谷が受けて、永芳に渡すとこれをダイレクトで
クロスを上げていくと、中で西川がヘディングシュートで合わせていく。
19分、自陣ゴール前の混戦から、後藤(岡山)にこぼれ球を押し込まれて、先制点を
奪われる展開になってしまう。
22分、ボランチの池上と菅と交代させて、中盤にパワーのある菅を置き、流れを岐阜に
引き寄せようとする。
24分、サイドから村上が上がり、クロスを上げていくが、相手GKにセーブされてしまう。
31分、右サイドから西川のファーサイドへのクロスに、押谷がヘディングで飛び込んで
いくが、ゴールを決められない。
32分、続けて、押谷から佐藤へスルーパスを通すと、これを佐藤がシュートする。
相手GKが弾くがつめ切れない。
36分、岡山のカウンターから、ロングシュートを打たれると、これをGK野田がクリア
して防ぐがCKになる。すると、岡山のCKから、岸田(岡山)にヘディングシュートを
鮮やかに決められ、2点目を奪われる厳しい展開になった。
前半は、このまま岐阜はリズムをつかめず、岡山のペースで折り返すことになった。
ハーフタイムに、「もう一度自分でしっかりしたプレーをしよう」と声を掛け合うと、いつも
のチームの雰囲気に切り替えることができたようだ。
後半、川島をボランチに入れ、永芳を左サイドにし、FWに押谷、嶋田という形で、
スタートした。
奪ったボールを押谷、嶋田に集めて、攻撃の糸口を探っていくと、裏に抜けるプレー
が出始めた。
しかし、岡山も前半から出足の速さを維持して、簡単にはチャンスを作らせてくれない。
65分、中央から押谷が相手DFのパスをカットして、ドリブルで仕掛けるとそのまま
右足でコントロールして、シュートを決めて、1点を返していく。
67分、岐阜のCKから、ゴール前にこぼれて、押し込もうとするが岡山も堅い守備を
見せる。
74分、永芳が左サイドからクロスを上げると、ファーサイドの西川が折り返し、嶋田に
いくがシュートを合わせることができない。
76分、西川に代えて、朴(基)をFWへ入れて、終盤に向けて、前線に高さで勝負
できる朴(基)を入れた。すると、ロングボールから裏へ抜け出し、ゴール前でチャンスが
訪れるが決めることができない。
82分、続けて、押谷が裏へ流れてボールを受けると、クロスを上げて朴(基)がヘディング
シュートを放つが、ゴールを割ることができない。
89分、中央からFKのチャンスとなり、攻撃を続けている岐阜にとっては、同点に追い
つきたいところだ。
永芳のクロスは、ファーサイトの朴(基)へ通ると、右足でシュートを放ち、これがゴール
右角に決まり、ついに岐阜が同点に追いついた。
朴(基)は、嬉しいプロ初ゴールとなった。
同点に追いついたところで、試合終了となり、岐阜は2点リードから、同点に追いつき、
なんとかアウェイで勝点1を持ち帰る結果となった。
前半は、倉田監督が会見で振り返ったように「戦術的な部分より、相手の試合にかける
意気込みに圧倒されてしまった」と岡山の一方的な試合展開になった。
しかし、ハーフタイムに倉田監督から「もう一度、自分たちでしっかりしたプレーをしよう」
と指示がでると落ち着きを取り戻し、後半切り替えることができたことが大きかった。
アウェイの試合で勝点1を持ち帰り、次節ホームゲームに繋げることができる試合と
なった。多数のご声援誠にありがとうございました。