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ついにやってきた最終節。
待望のホームでの勝利の瞬間、スタジアムは一つになった。

それは、シーズンを通してチームとともに戦ったグリーンズに贈られた素敵な
プレゼントでもあった。

前日、会場設営を中心に着々と準備を進めるのは13人のグリーンズ。
今回もまた新メンバーを加入しての活動となる。
あれやこれやとしているうちに、予定より40分ほど早く作業が終わる。
こんなに早く終わってしまって、やり残したことはないのかと不安になるほどだった。

当日、12時キックオフといういつもより幾分か前倒しされたスケジュールだったが、
グリーンズは35人という快記録を叩き出し、最年少ルーキーも加入しての活動。
ルーキーをベテランがサポートするという構図はすでに出来上がっており、
いつ加入しても誰でもすぐに慣れるのがグリーンズのいいところ。

チケットチェック、配布、ゴミの分別、清掃、片付け。
最後の最後までグリーンズに支えられ続けて最終戦を終える。

ピッチで駆け回る選手、スタンドで応援するサポーターが緑に染め上がる時、
その緑の下には、必ず運営ボランティアグリーンズの存在があった。

緑の下の力持ち。

グリーンズ、来年も開幕とともに。